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成果を出すための「最短ルート」の見つけ方とは?【1】

おはようございます。
中野祐治です。

今回読んだ本の紹介です♪

仕事を「短くやる」習慣
山本太平 著



●時間はないのに、やることはたくさんある今の時代

日本のサラリーマンは、働き方改革によって、多くの会社で「残業はNG」という風潮になりました。

しかし、会社や上司から「労働時間は減らせ」とか「残業はするな」と指示されながらも、仕事量は逆に増える傾向にあります。

こうした矛盾にどう対応すればいいのでしょうか。

著者はトヨタ自動車やTBSで働いた経験から、独自の視点を持ち始めました。

「すぐやる」よりも「短くやる」ことが大切、という考え方です。

「短くやる」とは瞬時に仕事をこなすことではありません。

生産性を上げ、「成果を出すための最短ルートをたどり、できるだけ短い時間で、数多くのタスクを処理する」イメージです。



●ビジネスの世界では、なぜか無計画に動く人が多い

ビジネスの世界では、仕事で効率よく成果を出すために「PDCAを早く回す」ことが大切とされています。

「Plan」計画→「Do」実行→「Check」測定・評価→「Action」→対策・改善
と言う考え方ですが、著者は「C・PDCA」が正解だと考えています。

先頭の「C」は、計画を立てる前に最低限の状況や情報をチェックすると言う意味のCで、最短ルートで成果を出すためには、動き出す前に、さまざまなアングルから検討することがカギとなります。

誰か気になる異性がいたとして、相手のことをあまり知らないままいきなりプロポーズする人はいません。

しかしいざ仕事になると、多くの人が似たようなことをやっているのです。

大事なポイントは、実際に動き出す前の段階で、「この仕事はどのような展開になるのか?」という観点から、タスクの全体像を俯瞰でイメージすることです。



●何から手をつけていいかわからないときはまずは「情報収集」から!

上司から、「考える前に動け!」とか、「動きながら考えろ!」と指示された経験はありませんか?

これは半分正しくて、半分は誤解を招く表現。

C・PDCAのくだりで仕事は「動き出す前に考えることが大切」と述べましたが、データや情報が圧倒的に不足しているならば、考える前に動くことによって、検討材料を集める必要があります。

「考える前に動け!」と指示され、何をしたらいいかわからないなら、考えるためのデータと情報を集める動きを始めればいいのです。



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【2】に続きます♪

下記に本著のリンクを貼っておきますヽ(・∀・)

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