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本紹介「THE POWER OF REGRET」

こんばんは。

中野祐治です。

今回読んだ本の紹介です♪

THE POWER OF REGRET
振り返るからこそ、前に進める
ダニエル・ピンク



●後悔することは重要

心理学者たちが過去70年間の研究から、人間が後悔するメカニズムから次の2つの結論を導き出した。

後悔は、人間を人間たらしめるものである。
後悔は、人間をよりよい人間にするものである。


意外な結果ではないでしょうか。
僕、中野も含めて後悔という感情をネガティブな感情と捉えている人が多いと思います。

本書では、この「後悔」という誰もが避けたがるような感情について、よりよく生きるためになぜ必要かと展開しています。


●「後悔はしないことにしている」

この言葉はセレブの世界の人々や世界的ミュージシャンたちが口にするし、書店で自己啓発本を調べれば、半分は同様のメッセージを口説いている。

「未来に無限の可能性があるのに、過去のことにクヨクヨするべきではない」というように。

こうした発想は理にかなっているように見える。

しかしこの主張は…過激な表現だが、救いようのないデタラメだ。

後悔することは、危険でもなければ、異常でもない。幸福への道から外れるわけでもない。それは極めて健全で、誰もが経験するし、欠かせない感情だ。

●後悔が人間にとって欠かせない理由

この感情は極めて有益である。
ものごとが明確になるし、今後に役立つ教訓も引き出せる。

正しく公開すれば、かならず精神が落ち込むとも限らない。むしろ、精神が高揚する可能性だってあるから。

本書では後悔という感情について考える。

●感情のポートフォリオ

人はいわば感情のポートフォリオをもっている。そのなかには、愛や誇りや畏敬などのポジティブ感情も含まれるし、悲しみや苛立ち、恥などのネガティブな感情も含まれる。

ポジティブな感情が不可欠なのは言うまでもない。

しかしポジティブな感情への投資を増やしすぎると、それはそれで良くない結果を招く。

そのバランスを欠けば、学習と成長が妨げられて、自分の能力を開花されられなくなりかねない。

なぜか。ネガティブな感情も人間には不可欠だからだ。その種の感情は、私たちが生き延びるよう助ける機能がある。

恐怖心のおかげで、炎上する建物から逃げ出すし、嫌悪感があるから有毒なものを避け、怒りの感情ゆえに、脅威や挑発に対して警戒心をもつ。

ネガティブな感情が多すぎれば害があるのは事実だが、少なすぎても良くないのだ。

続きは本書で♪

下記に本著のリンクを貼っておきますヽ(・∀・)

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