本紹介「小さく分けて考える」
おはようございます。
中野祐治です。
今回読んだ本の紹介です♪
小さく分けて考える
菅原健一 著
※少しネタバレあり
心に残った言葉
●思考の違いが人生の質を変える
仕事でも人生でも、うまくいく人は、大事なことがわかっている。大事なことから考えて必要なタスクを明らかにし、必要最低限の努力で、十分以上の結果を導き出している。
目指すべきなのは、
・本当に大切なこと一つが、
・適切に分解され、
・誰が何をやればいいか
・昨日、明日、1ヶ月後、一年後、何をしてどうなっていったらいいか
が明確になっている状態。
●なぜ、分解思考がいいか?
曖昧な説明が明確になったり、解像度が上がったりするから。
たとえば、「この業務、スムーズにいかないんです」だけ言われても、どう解決したらいいかわからない。
一方で「この業務フローについて、この部分がどうしても時間がかかるので、順序を変えたほうがいいのではないですか?」と言われたら、相手にも伝わる。
一般的に「仕事ができる」「頭がよい」と思われている人は、問題を分解し課題として具体的に話せるもの。
●労力や時間は無限にあるわけではない
方針やスケジュールを決める段階では、実際に動く人の労力や時間が無限にあるかのように考えがちだが、絶対にそんなことはない。
張り切って無茶な計画を立てて、結局計画通りにいかないことはよくある。
こうした判断が必要なときに、「とにかく頑張る」「仕方ないけど頑張るしかない」といった発想になるのは危険。
結果的に利益が薄くなっていき、間違った方向に向かっていく恐れがある。
●目的や目標は途中で変えてもいい
やりたいこと、理想の状態は一度決めたら動かせないというわけではない。
「社会人になったときに立てた目標は初志貫徹したい」
「ずっと頑張ってきたのだから、今さら目標を変えたくない」
そう思う気持ちはわかるが、当時と今では社会情勢が変わっているし、自分も変化している。
無理に当初の目標にしがみついていたら、選択肢を減らしてしまうだけ。
●自分ができることだけで解決を目指しては行けない
何か問題があった場合、他部署に応援を頼むということも選択肢に入れるといい。自分が頑張れる領域だけで頑張ると、さらに状況を悪化させることになりかねないから。
自分がeコマースの部署に所属しているからと、その領域だけで売上アップを目指そうとすると、商品価格や商品そのものの改善には手出しができなくなる。
目標を分解していけば、商品や価格を改善しなければならないのに、自分だけでやろうとすると間違った打ち手を選ぶかもしれない。
⭐️感想⭐️
大きな目標でも小さく分けて、すぐに取りかかりやすい小目標にしていくというのは大切ですねヽ(・∀・)
成果を出すのが早い人は本書のような小さく分けて考える習慣ができているように思いますヽ(・∀・)
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