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成果を出すための「最短ルート」の見つけ方とは?【2】

おはようございます。
中野祐治です。
前回の続きです♪


仕事を「短くやる」習慣
山本太平 著



●「100点を目指すから仕事が遅くなる」

どんな仕事でも100点の結果を出すことは理想ですが、たくさんのタスクを抱えているならば、すべて満点を狙うことは現実的ではありません。

仕事には必ず制限時間があります。

満点を目指してひとつのタスクに集中してしまうと、時間切れで他のタスクまで手が回らなくなります。

残りの仕事が全部0点になったのでは、意味がないのです。

著者は自分の会社の社員には、「すべての仕事で、まずは70点を確実に取る」ことを要求しています。

ひと通りの仕事が70点のレベルに達して、時間的な余裕や余力があれば70点を80点にブラッシュアップする、というスタイルです。

大半の仕事は70点でも十分に通用します。


●短い文面で不要なラリーを回避する

ビジネスの世界では、「仕事がデキる人はメールの返信が早い」と思われていますが、著者は「仕事がデキる人はメールの文面が短い」と考えています。

短い文面で不要なラリーを回避することが、メールにかかる時間を短縮することにつながります。

優秀な経営者ほどメールの文面は極端に短い傾向にあります。

「わかりました」
「承知しました」

たった1行だけで、「お世話になります」などの社交辞令はカットされています。

メールを受け取った人は「無愛想なメールだな」と感じるでしょうが、それが毎回だと、徐々に「こういうスタイルの人なんだね」と理解するようになります。

相手がそう思ってくれるようになればメールのラリーがいたずらに続くこともなくなります。

これがメールの「キャラ設定」です。

●失礼な人に会ったときは相手に「しまった!」と思わせる対応をとる

仕事をしていると、失礼な相手に遭遇することがあります。

「あまりにも理不尽すぎないか?」
「さすがにその言い方はないよな」

相手の言動にムカッとしたことは誰にでもあると思います。

アンガーマネジメントなどでは、「怒りを感じてもすぐには態度に出さず、6秒カウントして我慢してみる」というものがあります。

しかし、こういう対応は、相手に譲歩しているだけなので、ストレスが溜まります。

失礼な相手というのは威圧的な態度でマウントを取ろうとしますから、こちらがいくら譲歩を続けても、相手の態度が変わることはないからです。

そんなときはまともに相手にせず、「無視する」くらいの態度がいいと思います。

そうすると「ちょっとやりすぎたかな」と自分の言動を反省するきっかけになっていきます。


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続きは本書で♪

下記に本著のリンクを貼っておきますヽ(・∀・)

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