本紹介「エモ消費」
おはようございます。
中野祐治です。
今回読んだ本の紹介です♪
エモ消費 世代を超えたヒットの新ルール
今瀧健登 著
●はじめに
この本は「Z世代を入り口に全世代に商品やサービスをPRする方法」が書かれています。
Z世代とはアメリカ発祥の言葉ですが、本書では1990年代後半〜2010年ごろに生まれた世代(2023年現在だと13〜27歳くらい)と考えています。
なぜこの世代を狙うか?
それは、Z世代は物心ついたときからSNSに触れていて、そのSNSは大きな「拡散力」を持っているからです。
●Z世代の特徴
今はまど若くてお金があまりないZ世代ですが、これから20年、30年と経つとたくさんのお金を使うようになるはずです。
Z世代の特徴の一つにあるのが「多様性を好む」というのがあります。
みんなが持っているから自分も買う、という考えではなく、自分にとっての「買う理由」を探しています。
●エモ消費とは
著者が考える消費の変化
消費1.0 : モノ消費(1970年〜)
戦後のもののない時代、家電や生活必需品などがよく消費された時代。
消費2.0 : コト消費(1990年〜)
商品やサービスの機能的な価値だけでなく、それを買うことで得られる体験。テーマパークや旅行など。
消費3.0 : トキ消費(2010年〜)
そのときにしかできない体験。オリンピック観戦や限定的なポップアップストアでの買い物。
消費4.0 : イミ消費(2020年〜)
購入時、世の中に貢献できるかどうかが基準。被災地への支援につながる、SDGsに沿った商品など。
そしてこれからが
消費5.0 : エモ消費
「エモ」とは「ハッピーな共感」のこと。
どちらを書いたくなるか?
・インクが切れず書きやすいボールペン
・初めて契約をとった日、上司にもらったボールペン
・中華街でいちばん小籠包がおいしいお店
・デートで立ち寄りたい、肉汁溢れる小籠包のお店
●金魚すくいマーケティング
近年、商品やサービスで分野を問わず大きなトレンドは生まれにくくなっている。
理由は「生活に必要なものはみんな持っているから」。
今はトレンドが人によってバラバラなので、魚群を狙って投網で一気に捕まえるのではなく、金魚すくいのようにいろんな場所で1匹ずつすくわないといけない時代。
では、どういうアプローチを考えていけばいいか。
…続きは本書で♪
下記に本著のリンクを貼っておきますヽ(・∀・)
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