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陶片にシーグラスに…昔のおはじき!?片瀬海岸東浜でビーチコーミング

こんにちは、大磯にビーチコーミングに行くついでに、もう一か所か二か所、回れる浜がないかとグーグルマップで茅ヶ崎付近の海岸線をずっと目で追っていたら、 「あれ…もしかして江の島って…ビーチコーミング出来る…?」 ということに気づいちゃった方のにょろんです。

(…いや?いまごろ何言ってんだコイツ?な感じですが、にょろんは神奈川方面にはめっぽう疎く!)

グーグルマップ先生を航空地図モードに切り替えて付近を拡大してみると、 残念ながら、橋を渡った先のいわゆる「江の島」の方は岩場とコンクリに囲まれてるのでビーチコーミングは出来なそうな雰囲気?です。

が、橋を渡る前、陸側の左右は砂浜。 しかも、大きな川を挟んで左右に分かれてるので、いかにも左右の浜で違うものが拾えそう!!! な予感がひしひしとする!!!

というわけで、体力があったら先日大磯にビーチコーミングに行った帰りに寄れたらと思っていたのですが、体力がなく大磯を楽しむだけでその日が終わってしまったため、改めて三月の頭に江の島にビーチコ―ミングに行ってきました。

行ったのは、橋の東側にあたる片瀬海岸東浜と腰越海岸、そして西側の片瀬海岸西浜の計3か所。 今回はその第一回目、片瀬海岸東浜編です。 下調べの段階では、江の島付近ではサクラガイが拾えると聞いたのですが、浜は行った時次第で拾えるものが変わるのが常!

ということで、にょろんがいった当日の結果はというと、これです!

シーグラスと陶片

片瀬海岸東浜はシーグラスと陶片がいっぱい落ちてました!  


2022年3月5日「片瀬海岸東浜」の干潮時刻

にょろんが片瀬海岸東浜にビーチコーミングにいったのは、2022年3月5日の朝9時半ごろ。 その日の片瀬海岸の干潮時刻は、夜中の12時半とお昼の12時半。

楽しみすぎてフライングで朝早くから出かけたものの、干潮時刻にむかう時間に浜にいたおかげで浜幅は広々としていました。 片瀬海岸はかなーり浜幅が広い浜なので、干潮時刻をそれほど気にする必要はなさそうな感じもしつつ、 今回にょろんがシーグラスや陶片がいっぱい拾えた!とホクホクしてた橋のたもとの方は、満潮時だと海に沈みそうな雰囲気でした!

というわけで、時間を選べるなら干潮に近い時刻をお勧めしたいと思います。 ということで湘南付近の干潮・満潮の時間を貼っておきます。 


湘南江ノ島駅から片瀬海岸東浜までの道順とトイレ・コンビニ情報

道順

湘南モノレールの終点、湘南江ノ島駅です。 改札を出る前にもトイレがありますが、改札を出た後の同ビル内にもトイレはあります。

道順

湘南江ノ島駅から片瀬海岸東浜までは徒歩10分くらい。 駅ビルの正面の道の信号機を渡ると、すぐそこがもう、

道順

めっちゃ逆光ですみません。 江ノ電の江ノ島駅です。

道順

駅から海に向かう道はおしゃれな店がいっぱいありますが、朝9時にあいてるのはタリーズと

道順

コンビニくらい。 駅から海に向かうほんの数分の間にセブンイレブン、ファミマ、ローソンと3軒コンビニがあるので、コンビニの心配は無用!かと。

道順

道は単純で駅の前の一本道をただまっすぐ行くだけ。

道順

大通りとぶつかって前方に大きな橋が伸びてますが、このままいくと島についちゃうので、右手の地下道の方へと。

道順

すると地下道の中には、こんな矢印看板が設置されてるので、矢印に促されるまま東浜の方へ。

道順

地下道から出られる階段を上がると、

道順

到着!片瀬海岸東浜です。  

片瀬海岸東浜で拾えたもの

浜の様子

地下道からでてすぐ、右側を見たところです。

浜の様子

左側をみたところです。 ねっ!? 浜幅がひろーい!

誰かの牡蠣殻

誰かが階段に並べていった牡蠣殻たちです。

階段

浜の真ん中にでちゃったけど、もちろん端っこから見たいよね!!というわけで、橋のたもとを目指します。

砂のアップ

陸側の砂はこんなかんじでサラサラの砂にところどころ貝片と小石が混じってる感じです。

橋の方へ

川近くの浜には、ユニフォームをきた子供たちがいっぱい集まっていました。 何だろうな??

シーグラス

第一シーグラス発見です。

車輪跡

浜を網羅するタイヤ跡がすごい。 これでは陸側の貝殻はさぞかし粉々だろうということで、タイヤ跡のない波打ちぎわへと向かいます。

シーグラス

すると、こんなにシーグラスがいっぱい。

シーグラス

しかし、波にもまれ丸くなったシーグラスにまじって、怪我しそうによくとがったガラス片もそれなりに落ちています。

波打ち際

波打ち際の砂はこんなかんじ。

ヘビガイ?

ヘビガイ………かなぁ???

シーグラス

良くとがっています。

陶片

あっ、陶片!

シーグラス

青いシーグラスと緑のシーグラス。

陶片

ふぐ模様?の陶片です。

ウニ片

あっ、ウニ殻!

瓶底

丸い瓶底。

ナミマガシワ

ナミマガシワのかけら。

陶片

ちょっと尖ってるけど、模様が美しい陶片。

陶片やシーグラスがたくさん落ちてたのはこのあたりです、な一枚。

はちまき石

はちまき石。 

中央へ

川べりを堪能して、中央側へと引き返し始めます。

陶片

これも尖ってるけど、かわいい陶片。

波打ち際

干潮時刻に近づいてきたおかげで、波打ちぎわはこんな遠浅の海へと。

青いシーグラス

そのようなアレがひろった、丸くて青いシーグラス。

貝芯

らせん状の貝芯。

サルボオガイ

サルボオガイも発見。

サクラガイ

割れてるけど、サクラガイ………かなぁ??

ナミマガシワ

黄色いナミマガシワ。

イタヤガイ

かけらだけど、イタヤガイです。

浜辺の様子

浜の中央ちかくは、サーフィン教室?とおぼしきひとたちでいっぱいでした。

サクラガイ

あ、これは穴が開いてるけど、サクラガイ。

とんび

ホバーリングしてるトンビです。

中央

浜の中央寄りは…みえますかね、この黒い筋? 砂鉄かな?と遠目に思っていたんですが、その正体は、

黒い砂

微小の黒木片でした。  

「片瀬海岸東浜」で拾った石で思い出の『私が拾った貝図鑑』作り!

そんなこんなで、ブログを書くにあたって本日、恒例の貝図鑑を作りました。

図鑑

これです。(※図鑑およびブログ記載の貝や石の名前は、素人が図鑑と現物を見比べながら推測した不確かな情報のため、間違えている場合がかなりあります。鵜呑みにしないで頂けたら!)

おはじき

特筆すべきは、これ。 ちょっとつぶれた不思議な丸いシーグラス。 これ、ひろったそのようなアレ曰く、 「たぶん、昔のおはじきだと思う。」 とのこと。

普段からそのようなアレに、口を酸っぱく 「いいか?人から聞いたことを調べもせずに鵜呑みに覚えるなよ!?」 と言われてるので、そう言われてから自分でも調べました! そしたらなるほど!

おはじきっていうと、表面がしましまで、中に赤や青や黄色の流水柄が入ってる丸いのしか知らなかったんです。 が、調べたら大きさも形もいろいろ。 真ん中がちょっとくぼんだへそ型の他にも、花型や扇型にダルマ型とそもそも丸くないのもいっぱい!

そうか、明治から大正期にかけてのおはじきは、大量生産の時代じゃないから、いろんな色や大きさや形のものが作られたんだなー! と歴史ロマンいっぱいな気持ちになりました。  

まとめ

というわけで、今回は、陶片にシーグラスに…昔のおはじき?片瀬海岸東浜でビーチコーミングをお送りしました。 まとめるとにょろんが今回片瀬海岸東浜で拾ったのは、

  • シーグラス(いっぱい)

  • 陶片(いっぱい)

  • 二枚貝(それなりに)

  • サクラガイ(ちょっとだけ)

  • ウニ殻(ちょっとだけ)

などなど。 とくにシーグラスと陶片は、尖ってるものも多いものの、とにかく量がたくさん!落ちてたので、シーグラスや陶片がすき!というかたに片瀬海岸東浜はおススメです。

浜の中央側のほうより、川(というか橋)の近くの方が、陶片もシーグラスもいっぱい落ちていたので、いかれるならそのへんがねらい目です。

今回の記事では触れませんでしたが、片瀬海岸は、有名な観光地、江の島が目の前。 ビーチコ―ミングだけじゃなくて観光もグルメもしたい!なハイブリットレジャータイプの方にも、片瀬海岸東浜はおすすめです!  

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