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陶片にシーグラス、ハイガイに馬の歯の骨再び!?坂ノ下海岸でビーチコーミング

こんにちは、前回2020年の鎌倉ビーチコーミングで馬の歯の骨を拾っていたほうのにょろんです。 今回、鎌倉に再びやってくるにあたり、にょろんは同行のそのようなアレから、ひとつ無茶なオーダーを課されていました。それは、鎌倉でもう一回馬の骨を拾ってくるというミッションインポッシブル!

いやいやいや! ビーチコーミングはイチゴウイチエってわかってるでしょー! どこどこの浜で何々は拾える確率が高い!と言われたところで、相手は海!

風の強さだったり! 潮の流れだったり! 人出の多さだったりで拾えるものがガラリと変わるのが浜の常!!! 「ほーら、ひろってこーい!」 などとほがらかに浜に解き放たれたところで、必ず拾ってこれるわけないでしょー!

というわけで、拾ってくることを期待されてはいたものの、拾える確率は低いと踏んでいた馬の骨。 実際、前回馬の歯の骨を拾った材木座海岸では、今回拾うことができなかった…… のですが、しかし!

滑り川を挟んでお隣の浜、由比ガ浜――――のさらにお隣の坂下海岸でなんと、にょろんは拾ってしまいました。 これです!

馬の骨

おととし拾った時のとそっくりなこれは、 多分きっと絶対、馬の歯!!!  


2023年1月30日の坂ノ下海岸の干潮時刻

2023年1月30日の坂ノ下海岸の干潮時刻は夜中の3時と夜の6時。 にょろんが坂ノ下海岸に着いたのは、午後3時くらい。

成り行きの時間にきたため、干潮時間を気にすることが出来なかったのですが、坂ノ下海岸は、材木座海岸(長さおよそ1キロ強)由比ガ浜(長さおよそ1キロ弱)と比べると、猫の額くらいの広さ(長さ100メートルくらい)しかない極小ビーチ! というわけで、お隣の由比ヶ浜とか材木座ではなく一番の目当てはここ、坂ノ下海岸だ! というときには、できる限り干潮時刻にあわせて行った方がよりたくさんのお宝に巡り合えるかと思います。

というわけで、坂ノ下海岸の干潮時刻のページをここに貼っておきます。


「鎌倉駅」から「坂ノ下海岸」への順路とトイレ・コンビニ情報

前回や前々回と内容がかぶり気味なのでなるはやショートカットverで順路とコンビニ・トイレ情報を。

鎌倉駅

鎌倉駅です。 トイレは西口改札を出る直前にあります。 ロッカーを探している方は、おなじく西口を出る直前、江ノ電連絡口のまえにあります。

道順

改札を出たら、左側の御成り通りのほうへと向かいます。

道順

大通りとぶつかって道が途切れたら、成り行きで大通りの方へ。

コンビニ

コンビニは大通りから海に出るちょっと手前にローソンがあります。

道順

海に突き当たったら、右折。

道順

帰り道に撮ったので駅からとは逆側から見た眺めになっていますが、坂ノ下の交差点まで来たら、

道順

信号を渡ります。

浜の様子

左手に見えるこっちの広大な浜が由比ヶ浜。

浜の様子

そして、右手に見えるこのちっちゃい浜が坂ノ下海岸です。  

坂ノ下海岸で拾えたもの

すみっこ

風に吹き飛ばされたお宝が隅っこにたまってることが多いので、こういうすみっこを見ると積極的に見に行ってしまう方のにょろんです。

シーグラス

よくとがってるガラス片です。

波打ち際

波打ち際です。

波打ち際

お隣の由比ヶ浜と同じで、波打ち際には小石がぽつぽつ落ちています。

ウニ片とシーグラス

あ、ウニ片とシーグラス!

ハイガイ

あっ、ハイガイ!坂ノ下海岸でもハイガイ発見です!

陶片

ちょっとまだとがり気味の陶片です。

陶片とシーグラス

真ん中のこれ、青磁っぽいような?

馬の歯

そして、ここでこれです!

馬の歯

拾ってしまいました! 鎌倉海岸名物(?)馬の歯の骨!

イモ貝

イモガイです。

シーグラス

シーグラスというか、小瓶の口です。

貝溜り

貝溜まりに陶片とシーグラスも溜まっています。

陶片

にょろんは唐草模様が好きですね。

チリボタン

おっきなチリボタンです。

ウニ片

あっ、ここにもウニ片が。

ハイガイ

裏返っててもわかるぞ、君はハイガイ。しかも、セイタカのほう!

ハイガイ

足跡の横に落ちてるこれもハイガイ。

陶片

時代を感じさせる陶片です。

タカラガイ

割れちゃってるけど、おっきなタカラガイです。

陶片

陶器の底です。 なんて書いてあるんだろう…夢?

シーグラスとハイガイ

これもまたセイタカハイガイでは?

浜の隅

浜の端っこはこんな感じ。 ここから先はコンクリで覆われています。

シーグラス

網の目模様の入ったシーグラスです。  

「坂ノ下海岸」で拾った貝で思い出の『私が拾った貝図鑑』作り!

そして本日、坂ノ下海岸で拾ってきたもので、図鑑を作りました。

図鑑

こちらです。(※図鑑およびブログ記載の貝や石の名前は、素人が図鑑と現物を見比べながら推測した不確かな情報のため、間違えている場合がかなりあります。鵜呑みにしないで頂けたら!)

特筆すべきその1は、

馬の歯

やはり一も二もなく鎌倉海岸名物馬の歯の骨! 骨はにょろんのお宝専門外!のため図鑑には入れず写真だけ撮って実物は骨をほしがっていたそのようなアレに渡しましたが、表はこうで、

馬の歯

裏はこうです。

馬の歯

おととし材木座で拾った馬の骨と比べるべくおととしの写真を貼るとこんな感じ! おととし拾った時に調べたうんちくをここにも転記しておくと、

材木座には鎌倉材木座遺跡という遺跡があって、そこでは鎌倉時代から室町時代にかけての人骨や獣骨(犬の骨や馬の骨)が発掘されているのだそうです。

明治以降は死んだ馬や豚は焼却処分にしているらしいので、骨=それ以前のそのまま埋めていた時代のものということで、今回にょろんが拾った骨は、やはり時代は鎌倉時代~江戸時代ということになるのではないかというかんじです。

ハイガイ

気になるその2はハイガイというかセイタカハイガイ。 これまでセイタカハイガイを見たのは富津がほとんどだったので鎌倉でセイタカハイガイ、しかもひとつじゃない!

と驚いたと言いつつ、今回ここまでたくさんハイガイを拾ってしまったのは、単純ににょろんのハイガイ解像度があがっているせい(かがまずに普通に歩いてるスピードでもハイガイを見逃がなさなくなった←そこまでハイガイが好きなのかと聞かれたら好きですね、ハイガイ…だって化石なんですよ!?)というのも一因かと思われます。

青磁片

そして最後の気になるその3は青磁。

青磁片

今回鎌倉の浜で拾った青磁の中で一番古そうに見えるので前から後ろから写真を撮りました。 ねっ、時代がかってる!!! といいつつ、全くの門外漢のため、これが鎌倉時代に中国からやってきた青磁かどうかは判別つかない残念なかんじです。  

まとめ

というわけで今回は、陶片にシーグラス、ハイガイに馬の歯の骨再び!?坂ノ下海岸でビーチコーミングをお送りしました。 まとめると、今回にょろんが坂ノ下海岸で拾ったのは、

  • 馬の歯の骨(レア!)

  • 青磁片(レア!)

  • 陶片

  • シーグラス

  • ハイガイ

  • タカラガイ

  • チリボタン

  • ウニ片

などなど。

今回の旅で、材木座海岸、由比ヶ浜、坂ノ下海岸と回った中で、坂ノ下海岸が一番ミニマムに狭い(長さ100メートル)のに拾った量は一番多かった! しかも鎌倉時代(の可能性がある)馬の歯の骨などというレアものも落ちてた! というわけで、坂ノ下海岸はビーチコーミングにとてもおすすめの浜です。

難があるとしたら、なぜか鎌倉の浜は毎回来るたびに風が強い!!!ことなんですが、しかし浜沿いの通りにはおしゃれなカフェがいっぱいのため、休憩に困ることはないかと。 近くにはアジサイの名所として有名な長谷寺もあるし、鎌倉散策のついでにフラッと覗くのにも最適! といいつつ、にょろんはまだ長谷寺には行ったことがない…体力の限界まで浜を回っているせいで… ということで、次また鎌倉に来る機会があったら、こんどこそ長谷寺にも行ってみたいにょろんでした!  


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