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レア貝・ツツミガイにタコノマクラ!房総半島・波佐間海岸でビーチコーミング

こんにちは、ゴールデンウィークに館山で自転車を借りて「房総半島・自転車で行くブラブラ行き当たりばったり好きな海岸で立ち寄りビーチコーミングツアー」に行ってきた方のにょろんです。

自転車で海岸線を走りながら、 「あっ、ここいいな!」 って足を止めたのは、坂田海岸、波佐間海岸、見物海岸、沖ノ島海岸の4か所。 今回はその第二回目。 波佐間海岸編です。

これはにょろんの一個人的な身上なのですが、いつもビーチコーミングに行くときには、欲張っても荷物重くなるし大事にしてやれないしというわけで、 「立ち寄る浜の数は欲張っても拾う数はよくばらない」 を心がけているのです。

なのですが、しかし。

今回の旅の目的は、社会に疲れたそのようなアレのストレス発散を目的とした、ドーパミン全開のトレジャーハンティング!

つまりどういうことかというと、
「おおーっっきな貝を!いーっっぱい拾いたい!!!」

そんなコドモみたいなことを言うそのようなアレと一緒に出かけて行った前回坂田海岸で、実際山ほど貝殻を拾っていたにょろんでしたが、第二目的地波佐間海岸ではどうだったかというと、 これです。

乾かし中

これぞ館山来たー!ってかんじやんかー!!!な貝殻を袋一杯拾っていました。  


2022年5月2日「波佐間海岸」の干潮時刻

「波佐間海岸」ににょろんがビーチコーミングに行ったのは、2022年5月2日。 干潮時刻は、お昼の11時半。

にょろんが浜についたのは、たぶん、12時半くらい…。 ほぼほぼ干潮時刻と呼んでよい時間だったので、浜は広かった…のですが、それは、休暇村とかマリンステーションのある広い浜の方。 川を挟んで漁港寄りの浜の方は、干潮時刻でもあまり広くなかった&でも貝殻がたくさん落ちていたのはこっちのちいさな浜の方だった! ので、いかれるなら干潮時刻に近い頃をお勧めします。

ということで、気象庁の「波佐間海岸」の干潮時刻のページを貼っておきます。


館山駅から「波佐間海岸」までの道順とコインロッカー・コンビニ・トイレ情報

前回の坂田海岸と途中まで同じなので、かぶってるあたりの説明は駆け足気味で。

館山駅です。 コンビニは房総フラワーライン沿いにも何軒もありますが、駅改札をでてすぐに小さなニューデイズがあるので、ドリンクと軽食くらいならここでも調達可能です。

コインロッカー

コインロッカーは、駅東口の階段をおりたここにあります。

レンタル自転車

自転車を借りられるのは、反対の西口。 予約不可なので早いもの順になってしまいますが、西口にある「観光街づくりセンター」なら1時間単位で自転車が借りられます。

これなら波佐間海岸までグーグルマップ先生によると、約八キロ。30分で着くとのこと。 (※所要時間には個人差があります。 ビーチコーミング以外では自転車に乗らないときっぱり断言できるもやしっこの中のもやしっこにょろんだと、だいたい50分くらいかかりました。)

もっと詳しいレンタサイクル情報!って方は、こちらからどうぞ。

そんなこんなで、自転車を借りてからの道順はというと、

道順

西口の前のこの道をまっすぐ行って、

道順

つきあたって海に出たら、左折。

道順

あとは海沿いをひたすらまっすぐ。

道順

コンビニは、道が自衛隊の基地とぶつかって曲がる手前にセブンイレブン、それにさらに数mいったところにファミマがあります。

道順

セブンイレブンのある曲がり角を左にまがってすぐの三叉路を右に曲がってフラワーラインに入ります。

道順

そしたらあとは、ひたすらまっすぐ。

地図

海岸に貼ってあった地図によると、今回にょろんが立ち寄ったのはこのあたり。

バス停

バス停なら「名護浦(なごうら)」下車。

トイレ

トイレはこのバス停のすぐ隣に、「波左間海水浴場のトイレ」があります。 自転車を止めるのもここがラクかと。

道順

海に降りるには、ちょっとだけフラワーラインを歩いて戻って小さな川を越えたらここ。 階段があってここから浜に降りられます。  

波佐間海岸で拾えたもの

浜の様子

階段を下りて右側の様子です。

貝溜まり

貝溜まりです。

タカラガイ

すごく模様がはっきりした、つやつやのタカラガイです。

巻貝

なんだろう?風化したツメタガイかな??

巻貝とタカラガイ

白くてきれいな巻貝です。

タコノマクラ

手前がぼけていて恐縮ですが、タコノマクラのかけらを発見です!

さっき道順でも出てきた、海岸を横切る川です。

こんな感じで、海際近くはジャンプで越えられるくらいの幅になっています。 などと調子にのってジャンプして越えようとしたら、案の定、川に落ちました。

貝溜まり

越えた先にはいたるところに貝溜まりが。

微小貝

微小貝が可愛い!

アオイガイ

かけらだけど、ここにもアオイガイが!

タコノマクラ

あっ! かけらだけど、ここにもたくましいタコノマクラが!

イモガイ

タータンチェックのイモガイがかわいい (※イモガイは毒性が強いので生きているイモガイは触らないように注意を!)

白い貝

白くてきれいな貝殻が一杯です。

ハスノハカシパン

裏はちょっとかけてるけど、表はほぼほぼ完品のハスノハカシパンです!

タコノマクラ

これもタコノマクラのかけら。 タコノマクラを拾えると、館山来た!!って気がしますね! いつか完品を拾いたい。

イタヤガイ

かわいいイタヤガイたちです。

微小貝

貝溜まりは始終こんな調子で、宝の山過ぎてもはやどれを拾っていいやら!

サクラガイ

サクラガイもありました。

キンチャクガイ

キンチャクガイはかわいい!!!

貝の帯

こんなふうに白い帯となって貝溜まりはどこまでも続いていて

巻貝

白い帯の中には、白いお宝がいっぱい。

巻貝

まるっこくてかわいいこれは…ウラシマガイで合ってるかな?

クジャクガイ

あっ、クジャクガイ!

クルミ

クルミも落ちてました。

クジャクガイ

ここにもクジャクガイが。

イタヤガイ

ちいさかわいいイタヤガイです。

ワシノハガイ

両面揃ってるワシノハガイを発見。

漁港

川を越えたむこうの景色はこんな感じ。 海の向こうに見えているのが、波佐間漁港です。  

「波佐間海岸」で拾った貝で思い出の『私が拾った貝図鑑』作り!

そんなこんなで、記事にするにあたり、本日波佐間海岸で拾ったもの図鑑を作りました。

貝図鑑

これです。(※図鑑およびブログ記載の貝や石の名前は、素人が図鑑と現物を見比べながら推測した不確かな情報のため、間違えている場合がかなりあります。鵜呑みにしないで頂けたら!)

ツツミガイ

特筆すべきは、これ。

ツツミガイ裏

裏はこんな感じ。 前々回の九州、福岡県は博多、海の中道海岸でも拾って 「ツメタガイ…なのかなぁ?」 って言っていたこれの名前がわかりました!

これ、「ツツミガイ」です!

ツツミガイといえば!そう! にょろんのハンディバイブル! 「海辺で拾える貝ハンドブック」でも「拾ってみたいレア貝コレクション」に名を連ねる貝のひとつ!

手持ちの図鑑に載ってるのになぜ気が付かなかったんだ? と聞かれたら、まさかそんな本にも「拾ってみたいレア貝」などと書かれているようなレア貝を自分が拾うとは思ってなかったから!

などという長すぎる言い訳と共にその正体を明かすと、 ツツミガイはツメタガイと同じタマガイ科の貝で、その生息域は房総半島と九州西岸以南から台湾にかけて。 なのだそうです。

なるほど!だからツメタガイに似てるんだ! そしてさらになるほど!だから今回ここ館山と前回の九州で拾ったんだ! と、今回ツツミガイなる貝を覚えて、二重で納得することしきり!のにょろんでした。
 

まとめ

そんなこんなで、今回はレア貝・ツツミガイにタコノマクラ!房総半島・波佐間海岸でビーチコーミングをお送りしました。 まとめると、にょろんが波佐間海岸で拾ったものは

  • タカラガイ

  • タコノマクラ

  • ハスノハカシパン

  • イタヤガイ

  • キンチャクガイ

  • その他二枚貝

  • 巻貝

などなど。 お隣りの坂田海岸にいっぱい落ちていたのは陶片やシーグラスでしたが、岬を一つ隔てたこちら波佐間海岸にいっぱい落ちていたのは、かわいい貝がら。

  • キンチャクガイやイタヤガイなどのかわいい貝

  • 人気の高いタカラガイ、スカシパシパンやハスノハカシパン

  • レアなツツミガイ

などなど、波佐間海岸はかわいい&人気&レアな貝殻の三重奏!!! 貝がら好きならぜひおすすめしたい浜です。 この後も旅は見物海岸、沖ノ島と続いていくんですが、今回の旅で貝がら好きのひとに特にお勧めしたいのはここ波佐間海岸と次の見物海岸でした。

というわけで、次回は館山フラワーロード自転車でいくビーチコーミングの春旅第3回、見物海岸編をお送りしたいと思っています。  

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