タコノマクラにハスノハカシパン!房総半島・沖ノ島海岸でビーチコーミング
こんにちは、ゴールデンウィークに館山で自転車を借りて、ばびゅーんと4つの浜でビーチコーミングしてきた方のにょろんです。
これはいつものことなんですが、一日で複数の浜を周る場合、最後の浜にたどり着いた時には、すでにへとへとの疲労困憊が常。 今回もそうでした。ええ、だって、 館山駅で自転車を借りたのが朝の9時半。 それなのに坂田海岸、波佐間海岸、見物海岸と回って沖ノ島に着いたのはその6時間後の、15時すぎだったのですから…!
ビーチコーミング楽しみすぎか!!!
もう本気で体力残ってない… そして沖ノ島は大人気のいっぱいひとがくる浜だし、こんな遅い時間にいったって、きっとさんざん拾いつくされてないも残ってない… などと言いながら、それでも通り過ぎることができなかったのは、 沖ノ島が千葉県で一番有名なビーチコーミングスポット(たぶん!)だから……
そう、沖ノ島といえば! ビーチコーマーなら一度は拾ってみたい3大アイテム、
イルカの耳骨とか
縄文式土器とか
琥珀とかが
拾えるという自然のドリームアイランドじゃないですか!
にょろんはまだこの3つのどれも一度も拾ったことはありませんけれども! しかし、どれも拾えるものならば死ぬまでに一度は拾ってみたいレアアイテムです!
というわけで、 行ったら必ず拾えるわけではないとはわかっていても、せっかく近くを通ったのに寄らずに通り過ぎることなどできようか? いや出来るはずがない! とばかりに、今回の館山を自転車で行くビーチコーミングツアー、最後に立ち寄ったのは沖ノ島。 その結果はというと、これです。
ジグゾーパズルのピースかな? ってくらい、タコノマクラの破片が落ちてました!
2022年5月2日「沖ノ島海岸」の干潮時刻
「見物海岸」ににょろんがビーチコーミングに行ったのは、2022年5月2日。 干潮時刻は、お昼の11時半。 にょろんが浜についたのは、お昼の3時少しすぎ。
干潮に近いとも満潮に近いとも言い難い中途半端な時間に浜についてしまいましたが、沖ノ島は陸続きの小島。 その陸側から島に伸びる砂浜は満潮時でも海に沈むことのない陸地! ということで、いつ行ってもビーチコーミングが可能!
といいつつ、もちろん選べるならそりゃ干潮時の方がいいにきまってる! ということで、気象庁の「館山」の干潮時刻のページを貼っておきます。
館山駅から「見物海岸」までの道順とコインロッカー・コンビニ・トイレ情報
途中までは前回以前と同じなので、館山駅からの道順その他の説明は巻きでお送りします。
館山駅です。 コンビニは房総フラワーライン沿いにも何軒もありますが、駅改札をでてすぐに小さなニューデイズがあるので、ドリンクと軽食くらいならここでも調達可能です。
コインロッカーは、駅東口の階段をおりたここにあります。
自転車を借りられるのは、反対の西口。 予約不可なので早いもの順になってしまいますが、西口にある「観光街づくりセンター」なら1時間単位で自転車が借りられます。 これなら見物海岸までグーグルマップ先生によると、約4,5キロ。20分で着くとのこと。 もっと詳しいレンタサイクル情報!って方は、こちらからどうぞ。
そんなこんなで、自転車を借りてからの道順はというと、
西口の前のこの道をまっすぐ行って、
つきあたって海に出たら、左折。
あとは海沿いをひたすらまっすぐ。
コンビニは、道が自衛隊の基地とぶつかって曲がる手前にセブンイレブンがあります。 この信号を右折します。
自衛隊の館山基地のまわりをぐるーっと回って、
どこまでも直線をひた走りつきました!
目の前に見える島が沖ノ島!
沖ノ島海岸で拾えたもの
沖ノ島に向かって伸びる砂浜です。
そんな砂浜のアップです。
さっそくタコノマクラ(の破片)発見です!
今回の館山はじめてのハイガイも発見!
またもタコノマクラの破片を発見。
オニアサリ…かな?
おっきなヘビガイ。
化石みのある二枚貝です。
めちゃめちゃ古そうなキンチャクガイです。
最近はこういう壊れた貝に趣を感じているにょろんです。
そしてまたもタコノマクラ。
黒いキンチャクガイ、はじめてみました!
にょろん的に、いつも沖ノ島でいろいろ拾えるのは、西側のこっちのアーチ側のほう。
今日もいろいろ落ちています。
……(自信なさそうな顔で)君はカモメガイですか?
くっきりつやつやのツタノハガイです。
貝だけじゃなくて、海藻も落ちています。
波打ちぎわの貝だまりはこんな感じ。
あっ、タカラガイ!
ハスノハカシパンを発見です!
岩場ちかくの砂浜の様子です。貝がびっしり!
ねじ巻きの貝芯が可愛い。
あっ、ふたつめのハスノハカシパン!
そしてタコノマクラの破片です。
一枚だけですが、サクラガイも落ちていました。
そしてここでも、ツツミガイです! おおお!!!
菊化石もありました。
すっかり陸側の砂洲で長居してしまいましたが、そろそろ沖ノ島めざしアーチを行きます。
房総半島・沖ノ島海岸でビーチコーミング/波打ちぎわ[/caption] 干潮時刻にはそんなに近くないんですが、どこまでも浅い浜にひたひたと波が打ち寄せています。
波打ちぎわの様子はこんな感じ。 こっちも貝殻でいっぱいです。
あっ、キンチャクガイ!
島側から陸を振り返って見た海は、まるでお盆のようです。
岩場にはたくさんの親子連れが磯遊びをしていました。
島に貼ってあったマップです。 島を突き切って反対側に出ると、そちらにも岩場とか砂浜があるのですが、すでに駅まで戻れるかどうかも怪しい体力で…(案の定、駅の手前で力尽き、渚の駅でソフトクリーム休憩となりました。おいしい!) いつもにょろん的にお宝が落ちてるのは島に渡る前の砂洲の西側のみーーーという経験則から、今日のところは見送り。
島の中央にはトイレもあるのですが、にょろん的にこのトイレはめちゃめちゃおススメしません! (理由は治安的な意味ではなく、衛生面的な意味で…!) 沖ノ島でトイレに行きたくなったら、駐車場に仮設トイレがあるのでそちらをお勧めします。
陸に引き返しながら 「この紫色の貝を撮ってくれ!」 と頼まれたので撮った一枚。 見た目的にいうと、ホタルガイ…ぽいと図鑑を見て思うのですが、特定にはいたらず… 貝って難しー!
過去経験的に言って、東側の砂洲は何もない…と思いながらも陸に戻る道すがら覗いたところ、今日もあるのはサラサラの砂と木切れと葉っぱだけでした。
「沖ノ島海岸」で拾った貝で思い出の『私が拾った貝図鑑』作り!
というわけで、記事にするにあたり、本日沖ノ島海岸で拾ったもの図鑑を作りました。 こちらです。
(※図鑑およびブログ記載の貝や石の名前は、素人が図鑑と現物を見比べながら推測した不確かな情報のため、間違えている場合がかなりあります。鵜呑みにしないで頂けたら!)
特筆すべきはやはりこれ。
ジグゾーパズルが出来そうなくらい拾ってしまったタコノマクラのかけら。 にょろんはまだ完品を拾ったことはありませんが、前々回沖ノ島にビーチコーミングに来た時には、浜遊びをしているひとが拾ったハンドボールサイズのタコノマクラを大事そうに抱えているのを見た! ということで、 沖ノ島にはタコノマクラがいっぱい落ちてる。 これはゆるぎない事実と言っていいかと思われます。
まとめ
そんなこんなで、今回はタコノマクラにハスノハカシパン!房総半島・沖ノ島海岸でビーチコーミングをお送りしました。 今回にょろんが見物海岸で拾ったものは
タコノマクラ
ハスノハカシパン
キンチャクガイ
タカラガイ
菊化石
ハイガイ
チリボタン
ナミマガシワ
シーグラス
などなど。 前振りにも散々書きましたが、沖ノ島に行く前は、 すでに3つの浜でいっぱいひろったし、今日は沖ノ島によらずにこのまま帰ってもいいかと思ってたんです。
ほかの浜とくらべ、沖ノ島で浜遊びしてるひとは多いだろうし、午後の遅い時間に行っても、もうさんざん拾われてなにも落ちてないんじゃないかなって……
しかし、そんな予想に反し行った結果はというと、 行ってよかった! さんざん拾われたあとだからもうなにも残ってないんじゃないかなんて、ただの想像だった! 現実はキンチャクガイもハイガイもタコノマクラもハスノハカシパンも落ちてた! しかもいっぱい落ちてた!!! というダイマンゾクの結果となりました。
もちろん、朝一に行ってもよし! でも、夕方行ったってよし!!! ということで、これからも館山に来る時には、沖ノ島は競争率高そうだしな…などと避けたりせず、ドーン!!と楽しみに立ち寄ってみようと誓ったにょろんでした!
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