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タカラガイやイタヤガイがいっぱい!房総半島・見物海岸でビーチコーミング

こんにちは、 「おおーっきな貝殻を!いーっっぱい拾いたい!!!」 そんなコドモみたいなことを言うそのようなアレと一緒に、ゴールデンウィークに房総半島でビーチコーミングしてきた方のにょろんです。

館山駅で自転車を借りて行ったのは、坂田海岸、波佐間海岸、見物海岸、沖ノ島海岸の4か所。 今回はその第三回目、見物海岸編です。

見物海岸ってその名の由来は、 富士山を見物するのにうってつけのベルビュースポット だからなんだそうです。 へーへーへー! などという名前の由来をにょろんが調べたのは、ザンネンなことに旅から帰った後。

当日浜にいる時には不思議な名前だなーって思いつつもスマホで検索をかけたりはしなかったため、富士山など探さなかった&そもそも撮った写真は波打ちぎわばかりで海の向こう側なんて一枚も撮ってなかった!

ザンネンが過ぎる!!!

というわけで、見物海岸から見える富士山の写真はお見せ出来ない…… ので、いつもどおりの波打ちぎわの写真をお見せします! これです!

浜のアップ

見物海岸は一言でいうと、 ザ・貝殻で出来た浜!!! というかんじの浜でした。  


2022年5月2日「見物海岸」の干潮時刻

「見物海岸」ににょろんがビーチコーミングに行ったのは、2022年5月2日。 干潮時刻は、お昼の11時半。 にょろんが浜についたのは、お昼の2時少し前。 だいたい干潮時刻…と呼んでよい時間帯だったのですが、浜幅はそれほど広い感じはなかったです。

お隣の波佐間海岸や坂田海岸浜と比べると浜自体そんなに広くない、かつ、岩場で区切られたこぢんまりとした浜… という印象だったので、時間を選べるなら干潮時刻に近い頃をお勧めします。

ということで、気象庁の「館山」の干潮時刻のページを貼っておきます。


館山駅から「見物海岸」までの道順とコインロッカー・コンビニ・トイレ情報

前回、前々回と途中まで同じなので、こちらは館山駅からの道順その他の説明は巻きでお送りします。

館山駅

館山駅です。 コンビニは房総フラワーライン沿いにも何軒もありますが、駅改札をでてすぐに小さなニューデイズがあるので、ドリンクと軽食くらいならここでも調達可能です。

コインロッカー

コインロッカーは、駅東口の階段をおりたここにあります。

レンタル自転車

自転車を借りられるのは、反対の西口。 予約不可なので早いもの順になってしまいますが、西口にある「観光街づくりセンター」なら1時間単位で自転車が借りられます。 これなら見物海岸までグーグルマップ先生によると、約七キロ。30分で着くとのこと。

もっと詳しいレンタサイクル情報!って方は、こちらからどうぞ。

そんなこんなで、自転車を借りてからの道順はというと、

道順

西口の前のこの道をまっすぐ行って、

道順

つきあたって海に出たら、左折。

道順

あとは海沿いをひたすらまっすぐ。

道順

コンビニは、道が自衛隊の基地とぶつかって曲がる手前にセブンイレブン、それにさらに数mいったところにファミマがあります。

道順

セブンイレブンのある曲がり角を左にまがってすぐの三叉路を右に曲がってフラワーラインに入ります。

道順

そしたらあとは、ひたすらまっすぐ。 見物海岸最寄りのトイレは地図で示すとこのあたり。

写真だとこんな感じ。

トイレ

トイレの脇に自販機もあるしここから見物海岸までは歩いてすぐなので、自転車を止めるならここがおススメです。 (浜のすぐ前にも駐車場はあるのですが、そっちは車が一杯&床が大きめの砂利なのでこっちと比べると自転車を止めにくいかと)

道順

浜へはフラワーロードをちょっと戻って海際の駐車場。

駐車場

ここから浜に降りられます。  

見物海岸で拾えたもの

浜の様子

浜から駐車場を振り返ったところです。

波打ちぎわ

波打ち際はこんな感じ。

浜のアップ

ねっ!?もうどれを拾っていいやら!?な貝がらで出来た浜です。

拾った貝たち

さっそく拾った貝殻たちです。

タコノマクラ

あっ、これは多分タコノマクラの破片!

二枚貝

ニオガイとキヌタアゲマキとカモメガイの区別がつかない方のにょろんです。 これはどっちなのか…?

浜のアップ

ねっ!?もうどれを拾っていいやら!?(大事なことなので二度以下省略)

巻貝

君は…ムギガイ?(本を見ながら)

オニアサリ

君はオニアサリですね!多分ね!

チリボタン

たぶんこれは合ってるチリボタンです。

巻貝

この浜も微小貝がいっぱいで…どれもかわいい!

イタヤガイ

イタヤガイもちっちゃキュートです。

巻貝

白い貝はかわいい。

気になる石

発掘品みたいな形の石です。

キンチャクガイ

このキンチャクガイがちっちゃかわいい。

タコノマクラ?

たぶん、ウニ殻…!

マツバガイ

マツバガイもくっきりつやつやです。

トコブシ

キラキラのトコブシです。

トリガイ?

おっきい!トリガイ……ですかね?

波打ちぎわ

駐車場ちかくの波打ち際には海藻がたくさん流れ着いていました。

バイガイと陶片

ヒョウ柄がかわいいバイガイです。

巻貝

うおおおこれは繊細キュートだ。

ウニ殻

ウニ殻もいっぱい落ちてたんですが、拾うにはまだフレッシュすぎて。

巻貝

かわいいドリルたちです。

キンチャクガイ

あっ、キンチャクガイ!

ハスノハカシパン

そしてそろそろ浜を出ようと思ったところでこれですよ。 ハスノハカシパン、拾っちゃいました。  

「見物海岸」で拾った貝で思い出の『私が拾った貝図鑑』作り!

そんなこんなで、記事にするにあたり、本日見物海岸で拾ったもの図鑑を作りました。 二枚あります。

貝図鑑1

まずは大きめサイズの貝で1枚。(※図鑑およびブログ記載の貝や石の名前は、素人が図鑑と現物を見比べながら推測した不確かな情報のため、間違えている場合がかなりあります。鵜呑みにしないで頂けたら!)

貝図鑑2

そして小さめサイズの貝たちでもう一枚。

タカラガイ

特筆すべきは、これ。 気が付けばめちゃめちゃたくさん拾ってたタカラガイ

にょろんはいつもこの形の貝をひとくくりで「タカラガイ」と呼んでしまうのですが、じつはタカラガイっていっぱい種類がある… というところまではしっていたのです。 なぜって、にょろんが持ってる「海辺で拾える貝ハンドブック」にも、タカラガイだけで20種も載っているがゆえに! でも、にょろんにタカラガイの区別は難しいと思っていたのです。 なぜって、タカラガイはまだにょろんのお宝守備範囲対象外ゆえに…!

などといいつつ、今回たくさんタカラガイを拾ったことをきっかけに、すこしでも区別がつくようになれば…… とおもって重い腰をあげて調べたところ、なんと! タカラガイって日本に住んでいるタカラガイだけでも88種もあるんだそうです。 なんという数!!

そんないっぱいあったんじゃやっぱり無理だ!!! といったんは判別をあきらめかけたんです。 が、拾ったタカラガイを並べてみたら、数は多いけどにょろんが拾ったタカラガイは二種類しかない…気がする! というわけで、自信はないのですが区別をつけてみました。

チャイロキヌタ

多分、これはチャイロキヌタ殻は茶色で背面に三本の帯があり、経年劣化と共にこの筋がよりはっきりしてくるのだそう。 なるほどたぶん、これはチャイロキヌタ!

メダカラガイ

そしてこっちは、メダカラガイ側面の黒い斑点が特徴のタカラガイで、名前の由来は背面茶色の丸い模様が目に見えるからだそう…そうかな??

タカラガイの区別は、やっぱり門外漢のにょろんにはむずかしすぎて! のでまったくもって自信はないのですが! とりあえず、拾ったままにしておかず、自分で名前を調べてあれかな?これかな?って考えることにこそ、価値があるんだとかナントカ!!! なかんじで!  

まとめ

そんなこんなで、今回はタカラガイやイタヤガイがいっぱい!房総半島・見物海岸でビーチコーミングをお送りしました。 今回にょろんが見物海岸で拾ったものは

  • タカラガイ

  • ハスノハカシパン

  • イタヤガイ

  • キンチャクガイ

  • バイガイ

  • シーグラス

  • 陶片

などなど。 タカラガイの区別は、正直、大変アヤシイかんじですが、それでも言えるひとつ確かなことは、見物海岸はタカラガイがいっぱいだった!!!

というわけで、そんなタカラガイを筆頭としていろんな貝殻が落ちてた! それもイタヤガイとかキンチャクガイとか房総以外では完品で拾えることが少ない貝がらが完品かつ大量に落ちてた!! というわけで、前回の波佐間海岸に引き続き、見物海岸は貝がら好きの方にめちゃめちゃおすすめしたい浜です。

正直、あまりの満たされっぷりにこの後の大本命、沖ノ島によらずにこのまま帰ってもいいかと思ったくらい!です。 …といいつつ、行っちゃうんですけどね! 貧乏性ゆえに! めったにこれない浜だと思えば、いくら満たされていても通り過ぎることはできない… せめてひとめなり覗いて帰りたい…!

ということで、次回は、そんな2022年春の房総・自転車で行くビーチコーミングの旅最終回。 物欲ほぼゼロ、体力もほぼゼロで向かった沖ノ島編をお送りします。 先だしするとこんな感じ。

ハスノハカシパン

沖ノ島は、期待通りにウニ殻がいっぱいの島でした!!!    

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