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老いて、自由になる。

85歳になる母。
60代後半で脳出血で要介護になり、もうすぐ20年。
凄くパワフルな人だったので、介護状態でこんなに長い年月を生きていくことをどう受け止めてきたのかと想わずにはいられない。

果たして『老いて自由に』なんてなるのか?

体と心のバランスが、年代によって変わっていく、と著者は言う。年を取ったら、体の比重は小さくなるけど、心は充実していく。その通りだと思う。

でも、母のような状況になったとき、私は心を充実させて生きていけるのか。

著者の言うように、『老いも死もすべての人に平等に訪れる、当たり前のもの』ではあるが、訪れ方は人によってぜんぜん違う。

その日その日を丁寧に生きようとしても、やはり体が整ってないと、それも叶わないのではないか。

元気な今、老いや死に必要以上に囚われなくてもいいのだろうけど、やはり、老いて生きていく時の心構えを知りたいと思う。

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