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失敗続きの土づくりから学んだこと

3年目にしてようやくコンポスト作り方が少しわかってきました。
私の住んでいるところは、11月~4月は雪に覆われているか地面が凍っています。だから半年かけてコンポストや土づくりをしても、失敗すると再度試せるのは翌年になります。備忘録として、以下まとめさせてください。

1.先人のスキルを「正しく」コピーする

失敗は自己流だったからだ。本でも、Youtubeでも、土の中に穴を掘ってやるとは書いていないのに、スペースの関係で穴を掘って堆肥を作ろうとした。そのため空気が入らず途中で悪臭がしてきて慌ててを混ぜるということがあった。また堆肥を覆う古いカーペット等がなくビニールシートで代用しようとし、水滴が落ちてびちょびちょになったこともある。水分量の過多(50~60%の握って少し水分が出るくらいが最適)だった。

2.温度は毎日確認してメモする

毎日ホワイトボードに記入したが、後からノートに記入するほうがいいと思った。どんな勉強もそうかもしれないが、ノートにまとめて失敗や記録をためることが必要と感じた。

3.堆肥は3か月はかかると見込んで、前倒しで作業開始すること。

堆肥を作りはじめたのは、田舎に移住し広い土地を耕すことになり(実際は不耕栽培なので耕していない)その土地全体に堆肥をまくとなると負担が大きすぎ、堆肥を作るようになった。落ち葉たい肥は落葉の時期(ここでは10-11月)の作業となるが、作り始めて1か月で零下となるので発酵温度を保つのが大変だった。また、落ち葉を大量に集めて春に作業開始するほうが、出来上がりがよかった。

4.参考資料

最後に、私が参考にした本とYouTubeを紹介します。気になるものはぜひ、見てみてください!

▼私のバイブルともなる本。用途によって堆肥の材料も書かれており、出来上がりに感動した。窒素率と炭素率も自分で計算しなくていいので、よくできたレシピ。

Joshさんの堆肥の作り方。目分量で作るあたりはさすがアメリカンですが、枠の作り方や層の重ね方は参考になります。

Liz Zolabさんのパレットを枠として使用したコンポスト。この手のコンポストのyoutubeは山ほどあるけど、普通のおばさんがゼロからやるところに共感しモチベーションに。

Charles Dowdingさんのコンポストの動画。どの動画も幸せそうに話すイギリスのおじさん(失礼!)と思っていましたが、実は他のパーマカルチャーの方々からも称賛されている真の実力者でした。

▼良い堆肥生産のポイント(2)
─ 微生物の働きを生かす堆肥の作り方 ─
ここに主な資材の炭素率・窒素率(C/N率)が載っています。私はここまで厳密に配合を調べられていないので、次はここを参考にベストな堆肥を作れるレベルに行くのが目標です。
http://jlia.lin.gr.jp/cali/manage/122/s-semina/122ss2.htm


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