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【図解】鉄は熱いうちに打て!(DAY215)

このたび、図解活動をされている「山田太郎さん」の図解企画に
初めて参加させていただきました。

みんなでことわざを図解して楽しむ「みんなでことわざ図解」。

お題があるといつも使わない脳を使って刺激になります!

作成した手順も併せてご報告いたします。


まずは制作物

「鉄は熱いうちに打て」とは…
人は精神が柔軟な若いうちに、頭も身体も鍛えるべきであるというたとえ。
また、物事は時機を逸せず、みんなの熱意があるうちに行えというたとえ。
鉄は熱して柔らかい間は自由な形に加工しやすいことから。

出典:故事・ことわざ・慣用句辞典オンライン「鉄は熱いうちに打てとは」(https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/3786.php)

作成手順

今回も、スタンダードな
図解の作成手順にのっとって作成。

内容がシンプルなので、
図解作成にあたっての参考図書は
使用しませんでした。


1:ことわざをノートに書く



まず、ノートにことわざを書きます。

アナログ派なので、
いったん紙に書いたほうが
思考が深まる気がします。


2.キーワードに〇をつける

次に、ことわざのキーワードになる単語に
マルをつけます。

短い文章なので、マルも少なめです。


3.キーワードの関係性を整理


そして、マルを付けたキーワード同士の
関係性を整理します。

今回は、
時間の経過によって柔軟性が変化することから、
「時間」を説明変数、
「柔軟性」を目的変数としました。

また、ことわざには
直接的な記述はありませんが、

柔軟性の高いうちに頭や身体を鍛える理由、
みんなの熱意が高いうちに物事を行う理由として

「そのほうが成果が高いから」

ということが暗に含まれているため、

「成果」についても関係性を整理しました。


図解しばりがなければ、
この下書きにかかれた表でも
資料などに活用できると思われます。



4.下書き

「時間」を説明変数(X軸)
「柔軟性」を目的変数(Y軸)
としたグラフを作成します。

シンプルなグラフにするため、
一次関数(直線)のグラフにしました。

時間が経過する(若くなくなる)ごとに
柔軟性がなくなることを表しています。


そして、
A・B・Cそれぞれの時点において
何かを行った際の成果を成果A・B・Cとしました。

何かを行う際の強度については、
本来なら「火事場の馬鹿力」的な要素が働いて
成果Cの傾きのほうが大きいかもしれません(笑)

ですが、今回のお題には
「火事場の馬鹿力」は含まれていませんので、
成果A・B・Cの傾きは、同じとしました。

時点A・B・Cと「柔軟性」の交点から
同じ傾きの線をそれぞれ伸ばしています。

Y軸(縦軸)には「柔軟性」と「成果」の
二つの意味を持たせているため、
Y軸に項目名は記載しませんでした。


5.清書

あとはひたすら清書です。

使用したアプリは「クリップスタジオ」です。
イラストの骨折防止のため、
刀鍛冶の方のホームページを資料として拝見しました。
配色の参考は特にありません。


6.Xに投稿

記録用としてXに投稿しました。

今思えば、
時間計測のために
作業開始のときもXに投稿したほうが
良かったかもしれません。


所要時間

今回の図解制作にかかった時間は70分でした。

【時間の内訳】

  1. ことわざをノートに書く:1分

  2. キーワードに丸つけ:1分

  3. キーワードの関係性を整理:5分

  4. 下書き:3分

  5. 清書:60分くらい

前回の図解イラストの反省から、

イラスト作成アプリに
「直線ペン」をダウンロードしておいて正解。

線を引くのが劇的に速くなりました。

一方で、「刀鍛冶」という
高度なイラストを描いたものだから、
その資料検索のために時間がかかりました。
(プラマイゼロな感じ…)

なお、
「3.関係性」を整理している時点で、
「4.下書き」のイメージをあらかた
固めています。


まとめ

今回、図解企画に参加してみて、
「ことわざを図解する」という発想が
今までなかったため
柔軟性が大変勉強になりました。

「ことわざ」という情緒的なものを
グラフでミニマルに表現するのが面白く、
新たな視点をいただきました。


次回もぜひ参加してみたいです。


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