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おねいさんの香水を訊いた日(DAY303)

現在、チャレンジしていることがある。

ある人からしてみれば「それ?」であり、

また、
ある人からしてみれば「それな!」なこと。


「1日1回、
 家族以外の人と『リアルで』話す」


あなたは、できていますか?




個人事業主となり、
お仕事のやりとりは基本的にオンライン。

ライティングの勉強会も、
基本的にオンライン。

そんなワタシにとって、

「家族以外の人と『リアルで』話す」

というのは、なかなかのハードルなのだ。


でもさ、
同じような状況の人、
意外と多いんじゃないかな。

人の体温や息遣いを
感じにくくなってるんじゃないかと。


そもそもこのタスク。

アタマデッカチになっている状況を
なんとかしたくて、

講座の宿題として自主的に設定したもの。

この宿題。

自分自身、

講師、

そして、
一緒に受講したナカマとの約束でもある。

・・・守らねば!


とはいえ、

どうやって会話するん?


サラリーマンとして働いていた頃のように

朝、会社に行ったら
誰か居る、なんてこともないし。


どこに行ったら、誰に会えるの?


『リアルで』話すチャレンジ一日目は、

本屋のおねいさんと軽く話をし、

スーパーで出会ったおばあちゃんと、
ちょろっと世間話。

それで、終わった。



そして、チャレンジ二日目。。。


歯医者に、行ってきたよ!


ちょうどよかった・・・(ほ)


・・・と思ったのもつかの間、

治療中はほぼ爆睡。

(前日が3時間睡眠だったので。。。)


それに、

起きていたとしても、

口ぃ開けていたら
会話らしい会話もできんわな。



最終手段として、
受付のおねいさんと話してきました。


そのおねいさん。
いっつもいい香りがするので、
香水を訊いてみたんです。


「いっつもいい香りするけど、

 香水、なに使ってるんですか?」




直球。



たまたまおねいさんの琴線に触れたのか、

教えてもらっちゃいました!香水!


コスメデコルテのユイ。

知ってる?

ワタシはミリも知らなかった!


柔らかいピンク!って感じの香り。



・・・おねいさんの香りを知ったところで、
どう、ってわけではないのですが、

おねいさんの背景をひとつ、
知ることができて。

おねいさんも、

ワタシのこと、
ちょっとは覚えてくれたかな。って。




会話をするってことは、

相手の背景に
一歩、

足を踏み入れることなんだなと
感じました。


どこまで踏み込めるかは
あなたとワタシの関係性次第。


歯科医院のおねいさんとの関係性は
表面的で薄っぺらいものだったから、

せいぜい
香りを訊くことくらいしかできなかった。


でも、この小さな一歩が、

関係性をじわじわと深めていくんだ。


そう思ったら

「会話」というものに対するハードルは
幾分か低くなったような気がします。



・・・


今日は誰と話そうかな。

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