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看護師と介護士の関係

病院で働いてると、

医者

看護師

介護士

という構図になる。
看護師が介護士より、"偉い"?というような
ピラミッド関係である。

看護師は、患者の病気の処置や服薬など多々せわしなく動かなければならないので、細かい点に気づくことが難しいところもあると思う。
爪の先から頭のてっぺんまでじっくり観察することはできない。 事が起きてからの対応をするのが看護師である。

一方、介護士は、排泄、入浴、食事介助に直に携わるので、皮膚の異常、アザ、剥離などを目にする機会がおおいし、危なそうな部位の報告など、予防に対して助言することができる役割を担ってるのではないかと思う。

看護師の中には、介護士を対等に見てくれる方たちもいるが、残念ながら、そうでない方もいる。
看護師からの指示は即応答しなければならない雰囲気もある。
介護士は、介護士でその時やらなければならないこともあるので、多分に、看護師vs介護士が水面下でバトってるときもある。

両者はどちらも命を守る仕事なので、
緊急性が低ければ、優先度の譲り合いは難しいのだと思う。

私は介護士として、悪い言い方をするなら、なるべく看護師に恩を売っておくようにしている。
採血や導尿など、患者が動いたらできないときなどに、助手として看護師の手伝いをするようにしておく。
良い関係を意識的に作る努力をしておけば、
看護師にお願いもしやすくなるだろう。

看護師であろうが介護士であろうが、患者の治癒が同じ目標なので、お互い理解し協力してうまくやっていきたいなと思う今日この頃である。



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