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やり場のない切なさと共に

書くのをやめようと思ったけれど、行き場のない気持ちを吐き出したくなった

去年から始まったコロナ渦、私自身の身の回りで陽性になった人はいない
いや、いなかったのだ

それが、突然の知らせで「亡くなった」と…

「いや、何それ どういうこと 意味わからない Why?」

私自身、人の死に対してフツーの人よりも耐性がある
おととし、お義母さんが自宅で亡くなっていて3日後に発見された時も、驚きはしたが、今回ほどの「意味わからない」感情は出てこなかった

今、悲しみを越えて「どういうこと?」の気持ちが溢れてくる

私がコロナというウィルスを軽視していたというのか
自分の周りには大きな影響を与えることはないと、他人事に思っていたのだろうか…


私がここまで混乱しているのは、その亡くなった方が、これからの時代に絶対的に必要な人だと思っているからだ

この世の中、光もあれば闇もある
その闇との付き合い方が絶妙なバランスの人だった

闇を闇として認識していながらも、己の光を決して汚さぬ人

私の中の「希望の光」が堕ちてしまった


今はただ「この世界に神はいないのか!」と叫びたい気持ちを抑えながら、自分と向き合うしかない

この世界は、悪どいものほどはびこる 弱者は強者に喰われる
そんな世界を見たくはなくて、私は自分の信念をもって生きてきたのだ
逆境だろうが、理不尽だろうが、自分の道を生きてきたのだ

そんな信念も揺らぐ…

今しばらく、混乱していようと思う


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