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日向坂46ドキュメンタリー映画「3年目のデビュー」のススメ&感想文

日向坂46のドキュメンタリー映画「3年目のデビュー」を観てきました。
切磋琢磨し高め合ってきたメンバーの絆に胸を打たれた濃い2時間。そのストーリーから感じたことをつづっていきます。
(※ネタバレほぼ無しでどちらかというとこれから見る人に向けて書いていますが、振り返り的な要素も。また書き直そうと思います。)

見た後でもあんな感じだったなと、思い出せたらいいなと思います。気になっている方も、見終わった方も、ごゆるりと~( ^^) _旦~~

■映画の基本情報

タイトル:3年目のデビュー
日時:2020年8月7日~
場所:各映画館
出演者:日向坂46、オードリー、ひなあいプロデューサー長尾真さん、小籔千豊さん、振付師のTAKAHIROさん、CRE8BOYさん

■グッズ・ドリンクについて

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記念ドリンクの
・空まで届きソーダ
・ハッピーウォータ
が美味しそうなのと、アニエスベーとのコラボTシャツがおしゃれかわいいです。普段着にしたいくらい。限定といわず通常販売してほしいなあ。


■全体の流れ

前身である、ひらがなけやきの誕生から日向坂46に至るまでの経緯、日向坂46になってからの貴重な舞台裏が時系列で描かれていて、日向坂46を知ってまもない人にもきっとグループの歴史が分かりやすいと思います。ボリューム的には日向坂として歩んできた1年間の紹介が濃密なので、より深く知るための入り口としてもピッタリなのかもしれません。

ひらがなけやきで直面した苦悩。日向坂46とは何かを求めて奮闘するメンバーの思いは必見です。

■ひらがなけやきの3年間で培ったこころざし

セルフドキュメンタリーの内容が用いられて語られる個人の葛藤。そのストーリーの中でもキャプテンの佐々木久美さんの話が特に印象に残りました。

誰よりもメンバーを信じてメンバーを愛する信念。
「メンバーが大好きだし魅力的だから怖くなかった、一緒に乗りこえられる」と信じていた強さ。

キャプテンも落ち込むときがあると思うけど、ハッピーオーラの礎を築いたのは佐々木久美さんの人柄なんじゃないかなって感じました。優しいところも個性豊かな一期生、才能あふれる二期生が受け継いで成長していったんだろうなあと思ったり。

単独アルバム発表をしたときに二期生が一期生と同じように涙を流していたシーンはなんていうか胸がキュッとなりました。

■日向坂46としてのアイデンティティー

【小坂菜緒さんについて】
2019年の2月に改名して新たにスタートを切った日向坂46。
映画中盤からの小坂菜緒さんのインタビューは本当に胸を刺すようなものを感じました。どれだけ苦しかったんだろうかと。日向坂としてのデビューシングル『キュン』でセンターに抜擢されて、葛藤する姿。

最初はやっぱりプレッシャーで恐れもあったけど、みんなが支えてくれるからそこに立てる、立ちたいと。映画鑑賞後にとある記事を読んでより共感しました。とにかく笑顔で話しかけて、距離を縮めて不安感をぬぐったそう。

何より、ひらがなけやきのライブビューイングを見て「ひらがなけやきになりたい」と熱望したこさかなさん。そんな彼女がセンターに抜擢されて輝いているのが本当に嬉しくて。今ではとても自信を持っているように感じられるし、ソンナコトナイヨを中心としたキレッキレのダンスや迫力、堂々とした振る舞いもとてもかっこいいですよね!

個々の熱量を最大限に発揮しながらも、みんなで小坂さんを押し上げる感じがすごい素敵だなって。女優としても活躍しながら成長する表現力にこれからも期待いっぱいです。

前に出るタイプではないこさかなさんが頑張っている姿に感動するし元気をもらえるし、だからこそ好きなのかもしれない。

「大好きです」

時に涙ぐみながら語られる本音と、仲間を思い日向坂のことを話すときのキラキラした表情。こういったこさかなさんの心情の変化も大きな見どころの一つだと思いました。

【上村ひなのちゃんメインのシーン】
当時たった一人の三期生で必死で付いていこうとするひなのちゃんを支える先輩の姿のシーンも個人的にハイライトでした。
みんなで支えつつ、こさかなさんが一緒になって教えているシーンが特にもう涙腺ウルウルです。さっきのストーリーがあったから余計に。ひなのちゃん本当によく頑張った!!👏

芽美ちゃんの卒業挨拶で泣き崩れるキャプテンに駆け寄るみほちゃんや、井口さんを迎えるわちゃわちゃシーンにもウルウルきました。誰かが辛いときには寄りそって助け合い、帰ってきたときはあたたかく迎える。そんなところも日向坂の強みの一つなのかもしれません。

【日向坂46を象徴する、ある楽曲】
ある楽曲で振付師のTAKAHIROさんが、「今の日向坂にしかできない、日向坂だからこそできるパフォーマンス。みんなで一緒にやろうぜ!」という『送り出し』が日向坂の良いところと言っていたのがすごく印象的でした。

デモ音源を聴いて涙するメンバーのみんな。「無くしかけていたものや大切なことに気付けた」「熱い思いを届けたい」という発言もあって。

その後のライブ映像のおみくの気迫あふれるパフォーマンスや、ひよたんを見守るメンバーのあたたかさはもう感情が激しく突き動かされてとんでもなかったです。すごくかっこよかった…!

■ハッピーオーラが生まれる原動力

推しさんの収録風景を観れたのも個人的に嬉しいポイントでした。
改めて感じたのですが、メンバーのみなさん本当に愛らしいですよね。個人のこと以上にグループや他のメンバーのことを思っていて。

ひなあいなどのバラエティ番組で見られるような個性豊かな魅力も、素がこぼれる本作から感じとれる人柄も、日向坂の歴史と姿勢がギュッと詰まったような内容にジーンときつつもほがらかな気持ちになります。

そして、プレゼン生放送でも話題になった最後の曲は本当に意外だったけど、いざ耳にするととてもしっくりきました。歌詞が日向坂の在り方を表してるようで明るい雰囲気もあって、らしいエンディングだなあって。
映画のストーリーにもマッチしててグッときました。改めてステキな曲ですね(*´ω`*)

色んな良さを吸収して次の世代へ受け継がれていくんだろうなあ。

欲を言えば、せっかくの映画館の大画面と音響なのでもっとたくさんライブシーンにフィーチャーした内容も観たかったけど、メンバーの本音や日向坂の真髄に触れられた気がしてよかったです。

■おひさまにもはじめましてにも優しい人間味

ひらがなけやきの頃から楽曲とグループ名を知ってはいただけに、もっと早くファンになりたかった気持ちがわいてきました。

厳選された楽曲が、歌詞のついたライブ映像でより意味を増して心に入ってくるのも感慨深いものですよね。

泣き笑いするシーンがたくさんあって。テレビとかで見ててもみんないい人なんだろうなあと感じるし、何よりメンバーの絆が素敵すぎます。

はじめて観る人にも優しい構成になっているから、出来る限りたくさんの人に広がってほしいなあ。今悩んでいたりためらっていること、生きていると色んなことがあるけど、きっと心の何かがほぐれると思います!

改めて日向坂46、メンバーのみんな大好き!ってなる映画でした。
日向坂最高!!

※後々プレイリストを載せようと思います。



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