みたものの記録「リコリス・ピザ」「わたしは最悪。」「グレイマン」

なにかを思おうがこのnoteの標語だったはずなのだけど、最近は映画を観てもあまり残らない。
なので更新がずっと止まっていた。

ポールトーマスアンダーソン(PTA)は好きで、最も好きな映画もPTAの「ザ・マスター」だと言っていた時期もある。
別に今は違うということではなくて特に更新があるわけでもないけど一番と言われると違う気もする。

そのPTAの、見ていられないようなあの頃を切り取った映画。そばかすが散った顔がむしろ生々しく、汗の匂いが感じられる。
この映画はよかったのか、または好きだったのかと人に聞かれた場合、どう返せばいいかわからない。ストーリーなんてあってないようなものなので数年後には忘れているだろう。印象的なシーンが残ってはなれないかというとそこまででもない。

ヒーローヒロインたちがすぐに走る。青春てそういうことか。



佐久間宜行がラジオで言っていたのでみてみた。
オスロの街は綺麗だね。
北欧の、白夜の夜明けの空気感を長尺でみたのは初めてかもしれない。すこし羨ましい。

予告編にもある時間が止まるシーン。とてもセンセーショナルなシーンなのかというと全体のなかではそういう事でもない気がして、唐突感がある。

登場人物たちが意味の分からない行動をよくする。極限状態だからと言ってしまえばそれまでか。
はよ走れというところでゆっくり歩き、遠隔射撃で狙っている味方の存在を知りながら徒手空拳で相手に殴りかかっていく。理由をご存知でしたら教えてください。

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