第2回離婚調停の準備(別居7~8ヶ月目)

前回、持ち家の処分と賃貸への引越しについて書きました。
今回は第2回離婚調停に向けた準備について書きます。

持ち家の売却契約をする前後、自分の中に少しだけ変化というか、反応がありました。
それは、「子ども達に会いたい」という気持ちの中に、
「もうこのまま子ども達には会わないほうがいいんじゃないか」という気持ちがわずかに芽生えてきたことです。
100%「会いたい」という気持ちの中で、1%ぐらいですが。

しかし、この変化は、自分でも考えられない変化でした。
この頃になると、私自身、子ども達に会うのが怖くなっていたんです。
会ったとして、忘れられていたら、拒絶されたら、もう自分は立ち直れないんじゃないか、と。

そういうわずかな心境の変化と、持ち家を売却したのもあって、
自分の気持ちも復縁を諦め、一気に離婚する方に傾き始めました。
毎月の婚姻費用の支払いも苦しいものがありました。

弁護士さんとも何度か打ち合わせし、自分の気持ちの変化を正直に話しました。
そこで、第2回離婚調停に向けた作戦として、一気に離婚を決着させる方法を採ることにしました。
そのために、並行して、面会交流調停を申し立てることにしました。

つまり、こちらから離婚条件と面会条件を同時に提案して、
その条件で飲んでくれるなら離婚に応じると、速攻で決着に持って行く作戦です。

条件については弁護士さんとかなり練って決めました。
妻側に飲んでもらうためのぎりぎりのラインを想定して提案する必要があります。
条件が低すぎても意味がないですし、高すぎてもこちらの身を削るだけのリスクが高まります。
こちらから提案する以上、提示した条件については私はそれでいいというわけですから、かなり悩みました。

他方で、持ち家も売却が決定し、離婚の覚悟もできましたから、
私自身もどこか吹っ切れた部分がありました。
離婚するとなれば、あとは子ども達に会えるかどうか、
そこだけが焦点になってきます。

次回に続きます。

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