別居5~6ヶ月目、初めての離婚調停

前回は会社を休職したこと、休職期間中にしていたことを書きました。
今回は、第一回目の離婚調停について私が思ったことを書きます。

突然の別居をされてから4ヶ月目に婚姻費用分担請求と離婚調停を申し立てられました。
第一回目の期日はそれから2ヵ月後となっていました。

私の場合、離婚したくない側だったので、離婚調停がいつ申し立てられるのかとビクビクしていたのですが、
代理人を通じて、いざ調停を申し立てられたことを知った時はやはりショックでした。
「ああ、やっぱりもうダメなんだ」
と思い、膝から崩れ落ちるような絶望感でいっぱいになったことを覚えています。
それでも、なんとか離婚を回避できないものかと、
第1回目期日までに色々調べたり、弁護士に相談したりして日々が流れていきました。

ただ、協議とは違い、離婚調停は調停員を通じた話し合いとはいえ、
家庭裁判所で行われますから、やはりもう戦わないといけないんですね。
それは、妻の主張書面を見て感じました。

私としては、離婚したくないですし、なにより子どもたちを元の環境に戻してやりたい。
長男はまだ1歳だったので、わけもわからない状態だったと思いますが、
長女は5歳で会話を通じて意思疎通もできていたので、この突然の別居は長女からすればひどくショックだったと思います。
慣れた家や保育所や習い事も全部、ある日突然なくなったわけです。
そう思うと、ますます私も落ち込んでしまい、長女に対して激しい自責の念に駆られました。

離婚は夫婦の問題ですが、子どもたちに罪はないわけで、でも否が応にも巻き込んでしまいます。
子ども達の人生も変わってしまいます。

妻の主張書面に対して、期日までにこちらも反論書面を提出するわけですが、
離婚したい側と違って、こちらは離婚したくない側ですから、
どうしても反撃しきれないというか、相手をかばってしまうというか、
「妻の主張は認めませんが、何年も一緒に暮らしていて、互いに不満に思っていた部分は当然あると思っていて、自分にも非があったと思うので、そこは今後改善していきます」
といった、反撃というか、反省というか、なんとも歯切れの悪い文章になってしまうんですね。

ただ、だからと言って、譲り過ぎてしまうと妻側主張を認めてしまうことになるので、事実と違うところはしっかり否定しないといけません。
この板ばさみも苦しかったです。
争いたくないのに、でも戦わないといけない。

離婚調停になった時点で、もう離婚は覚悟しないといけない、
でも離婚したくない。なんとか回避したい。でも戦わないといけない。
他方、妻と子どもたちの生活状況は聞いても一向に教えてくれません。

そんな状況で迎えた第1回目離婚調停ですが、結論から言うと、もう復縁は無理だとすぐにわかりました。
調停員を通じて、あらためて妻側主張を聞いたわけですが、
調停員は本来中立のはずなんですが、調停員自体が仕事としか思っておらず、早く終わらせたがっているんだな、という意思が透けて見えました。

簡単に言うと、「男側が、妻と子ども達のためと思って、離婚して金で解決しろ」ということを言われました。もうショックと絶望でいっぱいです。
ダメージも酷かったです。

当然、こちらも簡単に応じるわけにもいきません。

ただ、長引いても婚姻費用は払い続けないといけないわけですし、しかも子ども達にも会わせてもらえないわけですから、経済的にも精神的にも苦しいですよね。
本当に理不尽だなと思います。

という感じで、第一回目の離婚調停での話し合いは全く進まず、平行線のまま終えました。

次回に続きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?