第一回目離婚調停後

第一回目離婚調停が終わった後、すぐに弁護士さんと打ち合わせを行いました。
私が取れる選択肢は2つ。

 1.裁判も覚悟で離婚を拒み続ける。
 2.離婚に応じる。

1の場合、法定されている離婚事由がなければ離婚は認められません。
法定される事由がなく、離婚したくない場合は、拒み続けることもできます。
ただ、裁判して勝ったとて「離婚は認められない」となるだけで、
妻と子ども達が帰ってくるわけではありせん。
復縁を命じてくれるわけでもありません。別居の現状が続くだけです。
しかも、別居期間が長引くと、実質婚姻関係は破綻しているとみなされ、
再度の裁判を起こされた場合、離婚が成立されてしまう可能性が高くなります。

つまり、1の選択肢を取る意味はほとんどないのです。
あるとすれば、離婚までの期間が長引いている間に、妻の心変わりが起きてくれることを祈るだけです。
ただ、その間も婚姻費用が重くのしかかってきます。
裁判になった場合、係争が長期化し、その間も婚姻費用は払い続けないといけません。

弁護士的には、結局は仕事なので、1だったら別途裁判費用が発生するわけで、あとは私の気持ち次第です。

弁護士費用に加え、婚姻費用と、住宅ローンと、自分の生活費と。
経済的にも苦しくなります。

しかし、どうしても離婚に舵を切る2の決断ができませんでした。

男は未練がましいというか、優しいというか、
こんなことをされても、妻と子ども達と過ごした楽しい時間を昨日のように思い出してしまいます。

女性は割り切り方というか、ドライ過ぎるというか、恐ろしいですね。

死にたくなる思いもどんどんわき上がり、気が狂いそうになっていました。

次回に続きます。

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