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結成初のショーケース

さて、前回やっとマイクルー「ダンボール」結成話までたどり着いた訳ですが、その際チラっと触れた結成のきっかけともなるコンテスト出場当時の頃を、少し思い出しながら書いてみようと思います。

記憶が確かならばでありますが、今でもDJの世界大会を開催している「DMC」が、当時ダンスコンテストを開催するとなり、企画か営業の担当が原宿RSCにも足を運んであれこれ打合せなどしていたんですねぇ。
後に分かったのが、その大会審査員として「CHINOさん」にオファーが掛かったのと、恐らくスクール生から出場する人いませんか?となり、僕らに白羽の矢立ったの(だろう)かと。

そんなわけで同世代6人で結成した、われらダンボール。
いざどんなショーケースにしましょうかとなるんですが、自分やそういちろうは、そもそもダンスチームすら結成したことがない初々しいすぎる輩だったので、何のアイデアもない!(笑)
ムネ君もこの頃は、ホリエ門下生ひとすじみたいな感じで、一匹狼だったのでは(ないか)といった感じ。
ケンタロウ君、ようへい君も同じく、チーム所属といった話は聞かず。
そんな中、唯一チーム経験のある男が、はじめ君だったということで、見事にアイデア満載!!キラキラと存在が輝いてましたねぇ~(笑)

そんなはじめ君のアイデアで、定番ブレイクビーツ「UFO」のイントロから始まり、「The Bridge」のブレイクを使いそこからギャグネタに「妖怪人間」と、曲・構成が見事に組み立てられていきました☆

ちなみに、個人的には、ダンスにギャグは必要ないだろと思ってた且つ、そういうギャグやおふざけ的なことをするのが、めっぽう苦手な人間だったので妖怪人間ネタのギャグは、結構苦労したのを覚えております(笑)
笑いを取ろうと意識すればするほど、動きがつまらなくなるという、典型的なやらかし人間だったのですねぇ。
うーん、懐かしいなぁ(苦笑)

で、そんな妖怪人間ネタから一気に締め路線の構成として選曲したのが、アキラさんこと「CRAZY-A」のアルバム「Who Hates Crazy-A」収録の「ROCK STEADY」。
この曲、当時「B-BOY NIGHT」でRSCジャパンの皆さんもショーケースで使っており、ダンボールメンバーみんなでカッコイイ!!と話題になったりした曲でもあり、定番ブレイクビーツにジャズ的なメロディが乗ったお洒落かっこいい曲なんですねぇ☆
いま改めて聴いてみたいなぁ~とか思いつつ。

こんな感じで、曲選考が比較的スムーズにいったのもあり、振付や担当パートもそこまで難航しなかったと記憶しております。
というか、初のショーケース作りというのもあり、ワクワクと楽しいといった感情が大きかったんだろうなぁと。

コンテスト当日が近づき、RSCジャパンの皆さんへも事前お披露目をして、ひと様に見せられる作りになっているのを確認してもらい、いざ本番!
といった感じで初のショーケース、そして自分にとっては初のチッタでのステージデビューとなりました。

結果はタイトルを取ることもなく終わりましたが、「新宿Hi-Time」で行われていた「ミラクルズ」や、「六本木R?Hall」で開催されていた「コネクト」などに出たり、ダンボールとしての活動がここから始まりました☆

本記事はこれまでですが、ちょっとした余談に記憶しているのが、原宿RSCに来ていたDMCの担当者から、「ゲストに呼びたいアーティストとかいる?」と聞かれ、「ウータンかレッドマン!」と答えたら「それは無理!w」と即答されました(笑)
そこからどういう経緯で「キングキドラ」に至ったのかはわかりませんが、結果アツいライブアクトをステージ真ん前で観れたので、今思うと正解ですね☆
どうせなら、プラス「大神」とかやって欲しかった~(笑)


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