見出し画像

「ぬるりん堂」の由来

「どうもはじめまして、ぬるりん堂です」
こう言うと初対面の人にはたいてい怪しがられます
僕は人見知りで声が小さく少し猫背なのもあり、余計にぬるっとした印象に…
名前からは中身が予想できないこともぬるぬるとした印象に拍車をかけているのでしょう
しかし得体の知れないモノに遭遇したような顔をされるのはなかなか面白いものでもあります
相手を試すような自己紹介をして申し訳ないな…と思いつつも、これからもぬるぬると自己紹介をしていくのでしょうね
へへへ

そんなぬるりんとしたカッパ(僕)に興味を持ってくださるかたは、よくこの名前の由来を聞いてくれます
どうしてその名前になったのか、何をしているのか、とか
聞かれるたびに少し困りながらぬるぬると笑ってごまかしているのですが、どこかしかで1度文字にしておきたいなぁとは思っていたのです
それが今です
理由はありません、タイミングと言うものですね
(書き始めてから2週間くらい放置して戻ってきた)
(何がタイミングなんでしょう)

名前の説明に少し困るのはとても簡単な話で、怪しさに見合うほどの大した理由がないからガッカリさせてしまう…というだけのことです
実際名前の説明をすると話はそこでぶった切れます
申し訳ねえ〜。とんだガッカリネームです。

「ぬるりん堂」は音重視

一言で表すとこれです
口にした時の気持ち良さと気持ち悪さのバランスをとりました
正直なところ僕自身何度も言ったり書いたりしてもいまだに慣れないくらいですが、かと言って不快かというとそうでもありません
何それ?と人を引っ掛ける良いフックとして機能する怪しさを重視しました

3要素と構成順

ぬるりん堂は以下の3つの要素から成り立っています
「ぬる」「りん」「堂」の3つです
そしてこの3つは名前とは逆の順に決定されました
「堂」「りん」「ぬる」の順です

今考えてみると「堂」が先に決まっているというのもどうなんでしょう
お尻が先に決まっている…
でも船だったら「〜丸」っていうのは固定だしそこまで変でもない…のか?
まあそれは置いといて

「堂」の字が先に決まっていたのは、僕が勝手に師匠だと思っている方の名前から1文字欲しかったからです
暖簾分けにしては共通の文字でもないですし、名前の1文字と言うのも微妙なラインですが…暖簾ドロボーみたいなもんですね
と言うことで堂の字は決定、本当にこれだけはスッパリ決まっていました

次に決まったのは「りん」
面影もありませんが、この「りん」は実は「キリン」の「りん」なんです
これを書いていて思い出したくらいなのでやっぱり大した意味はありません
今やぬるりん堂のモチーフはカッパになっていますが、僕は動物ではキリンが好きなので最初はキリンであれこれ考えておりました
名前は漢字3文字にしようとなんとなく考えていたので、キリンではなく麒麟にしようかな〜、とか
ですが「麒麟堂」だとたくさんかぶりそうなので、「麒」か「麟」のどちらかを残して他の字と組み合わせることにしました
麒麟と2文字が繋がっていれば読めますが、それぞれが単体の字になった時正直読みづらい…鱗とつくりが同じだから麟なら読めるかな?ということで「麟」に決定
これで「○麟堂」まで決まりました

そして最後に決まったのは「ぬる」
「〜リンドウ」と口にして当てはまりそうな言葉を探していき出てきたものです
他にも候補はありました

・つるりん
・ぴかりん
・するりん
・ぬるりん

この中で1番気持ち良さと気持ち悪さが混在しているのは明らかですね
「ぬるりん」
漢字3文字を考えていたので当初は「塗麟堂」という当て字も考えていました
「ぬる」の漢字がこれしかないんだもの…でもこの3文字はどう見ても可愛くない…
怪しさは欲しいのですが可愛さも取りたいのです
と言うことで漢字は諦め平仮名にすることに
可愛く怪しく気持ち良くと総取りのバランスになったと思います

そんなこんなで「ぬるりん堂」です
さあ名前は分かりましたね
では僕がどんな性格かは分かりましたか?
最初に抱いた怪しさは拭えましたか?

正直なところ、名前の意味がわかったところでそれ以上のところには進めないと思っています
謎の料理があったとして、料理名がわかっても食べないと味は分かりません
ぬるりん堂もそのような存在だと思います

気になるなら一緒にゲームを作りましょう
そして共に遊びましょう
カッパはいつでもお待ちしております

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?