見出し画像

岡山旅行 2024 その7 笠岡本島


白石島から笠岡市街


目を引く光景

白石島から笠岡までフェリーで帰って来る途中、奇怪なものを目にしました。
岩礁の上に立つ五重塔です。
神島方面から見ると弁財天の石碑が見えるらしい。
夜になるとライトアップするみたいですね。

帰ってきた

北木島に出発する時は雲だらけで何もわかりませんでしたが、快晴なので色んなものが見える港です。
行き帰りで違う光景が見れたのはラッキーですね。
そんなこんなで目的地までブラブラ歩きます。

お昼ご飯

歩いている途中にアドレナリンが切れかけ、結構空腹状態になっていました。
これはなんか食わな…でもなんか違うんだよなぁって見かけた飲食店をスルーする時間。
と、気になるお店があったので入ってみました。

入るのに勇気がいりそうって言われた

お好み焼きピエロというお店。
そいや岡山じゃけ広島近いしモダン美味しそうやなぁって入ったんですよね。
店のおばちゃんと談笑しつつ、注文したモダン焼きがきました。

空きっ腹にビール

お腹がめちゃくちゃ空いてたのもありますが、とても美味しかったです。
ビール頼んでしまったのですが、身体にアルコールが染み渡る感覚になりました。
この時点で結構疲れてるんですよね。
まだ昼の1時半なのに。
お礼を言って目的地に向かいます。

道通神社

寄り道ばかり

道中気になる神社があったので参拝。
道通神社、蛇神信仰の総本山的な神社です。
蛇神信仰、瀬戸内海方面独特の信仰らしいですね。
社殿前には狛犬がいますが、その横に変わった像が。
どうやら猿田彦の像みたいです。

かっこいい

御朱印を頂いている時に地元のデイサービス集団が参拝していましたが、ガチガチの岡山弁だったので聞いていて楽しかったです。
なんか岡山弁は気持ちのええ言語ですね。

子狛犬

神社の人にお礼を言って、神社をあとにしました。

笠岡市立カブトガニ博物館

初めてみた気がする

結論から言うとほぼ何も覚えていません。
結構な疲労がたまっていたので、カブトガニ見て「アッハイ」となった記憶しかないです。
友人に笠岡おるならカブトガニやろ!と言われてたので時間あるし行ってみたんですよね。

恐竜

カブトガニだけでは展示内容が足りなかったのか恐竜の化石とかの展示もありました。
素面で元気いっぱいの時に来ればまた感想が違ったのかもしれません。
でもこの時はねこぢるの気持ちがわかりました(ねこぢるが色々な博物館とかいくやつ)

カブトガニトイレはちょっとかわいい

すでにどうでもよくなってたので、笠岡市街にバスで戻ります。

笠岡の出雲さん

笠岡を見守る狛犬

翌日は笠岡巡り出来ないと分かっていたため、駅周辺の神社巡りだけはしようと思っていました。
かなり疲労感ありましたが、神社の風景はMPを回復できますね。
白雲大社という昭和20年に建立された新しい神社です。
開祖が~という記述があったので神社本庁には属していませんね。
出雲さんという名称だからか境内には出雲大社及び美保神社、日御碕神社を模した社殿がありました。

確かに出雲に近い

応神山という後ろの山に奥宮や摂社などあるみたいでしたが、時間がなかったので今回は断念。
なお社殿の中で土着の音楽みたいな太鼓が鳴り響いていました。
祝詞も独特のリズムでなんか独自の宗教観があるんですかね。
近くに金光教もありましたが、それとはまた別なんですよね。

笠神社

本殿の色使いが素敵

港へ行く道のりにこの笠神社があって、明日行こうって考えていた場所です。
笠岡の氏神になる神社で、宮司さんは笠岡諸島の神社も兼任しているとか(しんどそう)
本殿で気になる箇所があったので、御朱印を貰う際に質問してみました。
そこから30分ほど宮司さんと雑談し、近くのおすすめの神社も教えていただきました。
分からない事があったら聞いてみると話が弾むってことはよくありますね。

たぬきみたいな狛犬

笠神社境内は狛犬が色々いましたが、どれも独特の形をしていて興味深かったです。
社殿前の狛犬は狸のような、ずんぐりむっくりの形で初めて見た気がします。
神社のお祭や、真鍋の神輿祭りの話などを聞いて神社をあとにします。
お話を聞かせていただいてありがとうございました。

古城山稲富稲荷神社


すごい立地

参道に入ると陶器製の狛犬が目に入ります。
破損はあるけれど、片手を膝においている珍しい形です。
奥に線路が見えますが、参道が線路と車道に上下挟まれていてその中間をくぐっていく場所になります。

最後の試練

参道を抜けると途方もない階段が目の前に立ちふさがりました。
でもここまで来たんやし、頑張ろうって登りました。
ここさえ行ったら後は宿で飯食うんや!精神でしたので、なんとか気力が持ったように思えます。

訪れて正解

まだ境内には桜が残り、横にはとてもかっこいい拝殿が飛び込んできました。
笠岡在住の宮大工が技術の粋を集めて建築したもので、一つ一つの彫り物や飾りが目を奪われる程素晴らしかったです。

惚れ惚れする


本殿

本殿でも同様に綺羅びやかな建築とありましたが、残念ながらチョバムアーマーを装着したみたいになっていました。
でも拝殿同様綺麗なんでしょうね。

終わりに

この日は時間の流れが恐ろしく長かったような気がします。
多分見た光景の素晴らしさと体感時間が反比例していたのかな。
そもそも白石島って昼前にフェリーで帰りましたし。
でもこの日は本当に楽しかった。

この記事が参加している募集

#一度は行きたいあの場所

52,829件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?