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沖島探訪(滋賀県近江八幡市)

先日、友人とのLINEで
「元嫁とここ行った気がするんだよなぁ」みたいな会話をしまして。
琵琶湖らへんは興味はあったけど、なんか行かなかったんですがこの沖島を調べてると行きたくなったので行きました。


朝の近江八幡駅


沖島までの道のり



ここでおにぎりとか軽食買っときゃよかったんですが、何故か買ったのはプロテインバー1本。
ここ数年のウォーキングの癖で大丈夫やろ精神がついてました。
後悔しました。
沖島は基本完全予約制の飯屋ばかりですので(一部除く)、せめて500カロリーぐらいの飯は持参した方が良いです。


あかこんバスの時刻表

移動は近江八幡市の市民バス、通称「あかこんバス」にしました。
ご覧の通り本数は少ないので自分で調べて行きやすい時間にしましょう。
8時40分のバスに乗り込んで沖島へ向かいます。
なお、乗客は俺合わせて2人でした。
バスとはいえ、コミュニティバスみたいなもんでマイクロバスでした。
乗客が少なくてもアナウンスをする乗務員さんは尊敬します。

バス車内からの風景

結構停留所が多かった気がしますが、平日は乗る人がいないんですかね?
そもそもこの「あかこんバス」は平日のみですが。
沖島へ向かう堀切港に近づくにつれ、田園風景が広がります。
1泊旅行なら酒を呑んでた気がしますが、ここは滋賀です。
終点の堀切港までのんびりとした時間を過ごします。

フェリーの待ち時間

バスが到着しても、フェリーとの接続なんてありません。
45分ほど待ちました。
誰も居ない港でチルアウト飲みながらぼーっと過ごしていました。
時間が立つにつれて、地元民と観光客が半々ぐらいの割合でやってきました。
本来は車でここまで来るもんなんですね、俺は車乗れないのでそういうのは無理ですが。

フェリー到着

やっとのこさフェリーが来たので乗り込みます。
往復1000円、フェリーに入ったすぐの所で券売機で購入します。
10分あるかないかぐらいの時間で沖島に到着しました。
かなり久々にフェリーに乗ったので道中は楽しめましたね、途中に鳥居見えたし(後で行きます)。

沖島港

沖島到着


本来ならとりあえず1本吸うか~となりますが、この光景を見てテンションが上がったせいかそのまま神社へ向かいます。
前回は明石港でこういう風景を見ましたがここは湖。
不思議な感じです。
それにしても漁船多いですね。

沖島マップ、これが役に立つ

とりあえずマップを見ながら、厳島神社へ向かいました。
こんな島で電波があるのか?と不安になりこういうマップの写真を撮りましたが、神社へ行っても電波がありました。
すげえな…。

おきしま展望台

展望台


港から少し行くと展望台への案内板がありました。
後で行けるやろ、とは思ったものの後で行けないパターンが今までで腐る程あったので先に行きました。
高台にありましたが良いですね。
夏の終わりみたいな素晴らしい風景でした、ここから先満足感がオーバードーズする勢いで風景を見るのですが。

細い町並み歩いていく

古いとかそういうのはありませんが、妙に懐かしい気持ちになります。
なんか「ぼくのなつやすみ」を思い出しますね。
ああいう風景を夏休みに過ごした経験はありませんがゲームの影響でしょうか?
自販機は港の方にしかありませんので、この時期は予めスポドリなど買っておく方が良いでしょう。
結構水分を奪われた気がするので、酒のせいで。

沖島小学校グラウンドの風景

確か老人憩いの場と小学校グラウンドがくっついてた気が。
こんなにだだっ広いグラウンドはすごいですね。
こんな小学校だったら良い人生を送れただろうなぁ…とふと思いましたが、朝弱い人間からすればそれは無理な気がします。
フェリー乗って通学の子もいるでしょうし、家から徒歩3分の小学校民からすればその時点で絶望を覚えます。
寝過ごせない…。

脳味噌が処理できなかった光景

砂浜とかそういうのはありましたが、帰りに寄ると決めテクテクと神社方面へ。
神社に近づくにつれ京都の山間の神社みたいに草が大変生い茂って自然豊かだなあと思いましたが、虫が割りといたので長ズボンが無難でしょう。
鳥居が見えたので少し行くと神社の入り口。
写真だと人間が桟橋で写真を撮っていますね。
撮りたくなる気持ちはわかります、素晴らしい光景


厳島神社入口

厳島神社


沖島の方では弁財天となっていました。
フェリーから見えた鳥居はこれではなく手間の大鳥居。
ここからかなりカーブの効いた参道を登っていきます。
ちょっと疲れて振り返ると綺麗な琵琶湖の風景。
よっしゃ頑張ろうと社殿がある場所まで辿り着きました。

厳島神社社殿
厳島神社横

覆屋にしては大変立派な社殿だと思います。
この中に弁才天像が祀られているんだとか。
ここから見る琵琶湖の風景は最高によろしく、ぜひその目で見てほしい光景です。
由緒などは割愛、気になる人は行ってみては。
由緒書きに書いてあった奇岩というのはこの社殿の裏の岩なんだろうか?
社殿の神額左には弁財天様の絵図が奉納されていました。

湖を一望できる大鳥居裏側

大鳥居の表側を見ようとすると先の桟橋を歩かないと駄目ですが、この桟橋が非常に怖い。
金網なので下は見えるわ揺れるわで非常に精神的に心地よくない場所でした。
まあ、そこから見る風景は心地よい風景でしたが。

奇岩あるいは巨石

神社から脇へ抜けるとみはらし広場なる案内板が。
だんだん道がやばくなってきたので引き返しましたが、その途中にあったとても大きな奇岩。
なんか動物の形に見えますね。
自然にこういう形になったのはなんというか、やっぱり凄いですね。
岩を信仰する気持ちが段々わかってきました。

砂浜でお酒接種

砂浜


行きに寄ろうと思っていた砂浜です。
ここで30分ほど酒を呑みながら打ち付ける並みに精神をやられてましたが、スルーしていればフェリーに乗れたはずです。
まあこの空間を独り占めできたので大変満足です。
人生に行き詰まったら行ってみるのが良いでしょう。
波の音と鳥の音しか聞こえません、たまに船の音。
スマホを見ず、ただただ波を眺めながらぼーっとする時間は大変精神衛生上よろしい行為です。

多数の自転車が並ぶ

道にはまあまあな数の自転車が駐輪されていました。
各車荷台があったり、三輪車が多かったり。
ここ沖島では自動車が走ってないので重要な移動&運搬手段として住民に重宝されているんでしょう。
港ではレンタサイクルもあったので、興味のある人は借りてみては?

奥津嶋神社鳥居

奥津嶋神社


港から少し歩いて細い路地を抜けていくと鳥居があります。
神額の覆いってなんなんでしょうね?
なにか意味があるからたまに見かけるんやけども。
階段を上がっていくと社殿が見えます。

拝殿

本殿は流造のこじんまりとした社でした。
拝殿に掛かっている絵馬は沖島を描いたものですね。

境内からの眺め

社殿がある場所からも琵琶湖が一望できます。
神社+湖(海)の光景が好きな人には大変おすすめスポット。
倉敷でもこういう光景見たな…、あれは下津井港か。
右手にある山神神社へ向かいます。

山神神社

山神神社


割と急な階段を登っていくと辿り着きます。
分かってはいると思うのですが、この神社はまあまあ階段を登るので体力がない人や足腰が弱い人にはあまりおすすめしません。
そういう人の為に遥拝所まで用意されているんでしょうね。
もし参拝するなら休憩はさみつつ、ゆっくり登りましょう。

ここの風景は格別

拝殿というか舞台?から見える琵琶湖は最の高です。
建築物から広がって見える風景は山でも海でも好きで、本当に来てよかったなぁと感じました。

セルフ御朱印

奥津嶋神社の御朱印はセルフ式です。
自分で判子を押して、日付を書きましょう。
なんか色々アレですが、これはこれで思い出深い御朱印になりました。
朱印料の300円は賽銭箱に入れましょう。
これにて神社巡りは終わり。
フェリーの時間まで1時間強あったので最後の目的地へ向かう。

酒自販機

お酒の自販機


本来なら酒屋さんに行くつもりでしたが、開いておられませんでした。
その代わり自販機があったのでビールを購入。
やけに町の空き缶捨てにのどごし多いな?と思ったらこれが理由なんですね。
この時は確認しませんでしたが、下部の日本酒はどうやら沖島オリジナルの日本酒だそうです。
港の方でも販売していましたが、この自販機のは720mlかな?
港では300mlも売っていましたが720mlの値段が違う…。

おかんへのお土産

うろりとはなんぞや?となったので購入。
結構美味しいらしいです。
どうやら琵琶湖の固有種だとか。
そら大阪ではみんわな…。

帰路

沖島探訪終了


大変満足できた時間でした。
大阪方面からやと新快速で1時間かかるぐらい(そっからバスとフェリーやけど)なので気軽にいけるのも大きい。
この後日牟禮八幡宮にも行ったので、少し余り時間ができた時にはその辺うろつくのもいいと思います。
駅から歩いて30分ぐらいしかないから近いし。

日本酒 沖島

おまけ


本来ならこの日本酒をちびちび呑みながら久々のnoteを書くつもりが、なんだかんだ1週間かかりました。
なお酒は2日で無くなりました。
酒造は滋賀の喜多酒酒造、東近江のお酒です。
販売者が沖島の西居酒店となっていましたので、PB(?)商品なんでしょうかね。
今週は広島の厳島神社に参るぞ~。
長々書きましたがありがとうございました。

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