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社会人3年目になる今、GCストーリーで働き続ける理由。

先日、採用説明会でいい質問をもらいました。

「GCストーリーで働き続ける理由はなんですか?」

個人的な感覚ですが、入社理由と働き続ける理由は必ずしも一致しないと思います。採用で学生さんと関わる機会が増え、「入社の決め手は何ですか?」はよく聞かれても「働き続ける理由」はあんまり聞かれないなと感じていました。

入社理由については以前noteにも書いたので、今回は「GCストーリーで働き続ける理由」について書こうと思います。

「ずっと理想的でいい組織」は、存在しない

4月から入社3年目になりますが、周りを見渡すと既に転職してる人も多いです。大学の同期だけでなく、GCの同期もワーホリや家業継承を含め何人か卒業しています。時代も転職が普通な感覚になっていると感じます。

そんな中、言ってしまうとわたしは現状まったく転職する気がありません。それには「組織って想像以上にナマモノなのね!」という気づきが影響しています。

今思えば、入社時はもう少しぼんやり考えていた気がします。GCストーリーはフラット型組織で相互理解の文化がしっかりある完成された「いい組織」で、その一員になるんだと思っていました。

実際のところ、それは半分正解で半分不正解でした。
GCは今フラット型組織だけれどわずか3年前まではヒエラルキー型組織で、もっと前はわりと体育会系の昭和な価値観の会社でした。これからどうなるかは社長の西さん含め誰にも分かりません。

また、どんなに相互理解を大事にしてもリモートワークで組織に影響は出ましたし、オフライン中心に築いていた心理的安全性は再構築が必要になりました。

いろんな人との対話を通じて感じたのは、「組織は属する人たちの意識や状況で簡単に変わるものなんだ」ということです。

対外的には「働きがいのある会社ランキング」5年連続ベストカンパニーを頂いたり、第6回「ホワイト企業大賞」の大賞を頂いたりと「いい組織」だと言ってもらう機会が多く、嬉しいです。

ただ、それを受けて「わたしたちはいい組織なんです」と自分で言うのはちょっと違う感覚があります。今わたしは「いい組織に属している」ステータスがほしいのではなく、「自分たちにとっての"いい組織"とは何か?」を考えながら、会社のミッションと現実を見つめて自分たちの手で「いい組織」を作っていく一員でありたいと思っています。

これはGCという組織に属していることが前提の願望なので、転職の発想とは現状馴染まないというのが答えです。

転職を考えたことはないのか?

とはいえ転職を考えたことは一度もないのか?と言われると、一度だけあります。チラッと考えただけで行動までいってませんが、他の会社にいるより辛いんじゃないかと感じる瞬間があったからです。

GCは人間的な成長を促すため、自己内省を奨励する文化があります。自分の内面と向き合う機会が増えると、エゴに気づいたり精神的な未熟さに打ちのめされたりする機会が増えます。そんな葛藤が続くと、辛く感じるタイミングもあるんですよね。。他の会社のほうがこんなこと考えずに働けるのかな~と思うこともありました。

でも冷静に考えると、自分が変わらないまま環境を変えても課題が繰り返されると想像できました。もちろんあまりにも業務や環境が合わない場合は別ですが、わたしは自分に合った環境で貢献感を持って仕事ができています。ここで変に逃げるより、人間的な成長を推奨するGCにいたほうが長期的に考えていい人生になると思い直しました。

自分の人生として納得できていればいい

基本的に人間には、「自分が正しいと思いたい」システムがあると思います。わたしもGCで働き続ける自分を肯定したいし、肯定されたい気持ちがあります。ある人から見れば同じ場所で働き続ける選択はリスクなのかもしれませんが、その人にもそう考える背景があると思います。

ただ結局大事なのは、自分が選択に納得しているかどうかだと思います。その観点で考えると、わたしは自分の意志でGCにいることを選び納得できています。

「組織のためではなく、自分の人生として納得できている」

この感覚が大事な気がします。今いる場所が好きでもそうじゃなくても、「所属してる組織=自分の人生」になっていないか?という問いを自分の中に持つこと。わたしも自問自答しながら、揺れ動きはあれど自分で選択し続けたいと思っています。

人生何が起こるか分からないのでGCを離れる可能性は0とは言えませんが、今はGCでもっと成長したいと純粋に思います。明日どうなるか分からなくても、嘘偽りない今の自分の気持ちを大事にしたいです。

どんな船に乗るかではなく、誰とどんな船を漕ぐか

最近社内で聞いた言葉にこんなものがあります。

「どんな船に乗るかではなく、どんな船を漕ぐかが大事だよね」

良くも悪くもGCは完成された組織ではありません。「漕ぎ手」一人ひとりの影響で組織内の雰囲気やビジョンへ向かうスピード、ミッションの体現度合いが変わります。自分の在り方が組織に如実に影響する組織なので、とても面白いです。

わたしから見るとGCの人は本当に素直で熱くていい人たちなので、そんな人たちが関わる範囲がもっと広がったら、世の中の幸せの総量が増えると本気で思っています。そういう形で世の中に貢献できたらいいし、そのためにわたしもわたしの役割を全うしたいです。

これが今わたしが思うGCストーリーで働き続ける理由です。
自分の備忘録でもありますが、読んでくださった方の何かの気づきのきっかけになると嬉しいです。

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ここまで読んでいただきありがとうございます! いただいたサポートで、自分へご褒美あげたいなと思います。