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その㉒『魔界村』

『魔界村』は1986年にカプコンより発売された、超有名アクションゲームである。「超有名」だけど「名作」と素直に書けないのは、原作となるアーケード版でもただでさえ高かった難易度が最凶になっているから。これは移植を担当した某マイクロニクス社の仕業であるが、筆者が小学生のとき誕生日プレゼントをねだる第一声が「お父さん、『魔界村』買って~!」だった友人N君がいまでも気の毒でならない。ご愁傷さまでした。

筆者は後年、ネタとして本作を購入。続編をさらにリメイクした『超魔界村R』(ゲームボーイアドバンス版)はセーブができるから、最後までクリアしたなあ。ファミコン版はすべての基礎となる第一作目ではあるけれど、前述のとおり難易度が鬼畜なのでそうはいかない。一面ボスの「一角獣」をラスボスに見立てて、ひたすらレッド・アリーマ―(中ボス)への突入をくり返して遊んでいた。システムが少しだけ、『悪魔城ドラキュラ』に似てるんだよね。

オープニングで姫といっしょにパンツ一丁で墓場にいるのはなんなんだ、というツッコミはよく言われるが、筆者には主人公が攻撃をくらうたびに「鎧」→「パンイチ」→「骨」という三段活用で死亡するのが気になった。絵柄がコミカルだからまだ許せるが、これから実写VRでリメイクされたらどうしよう……などと考えてしまうのは筆者だけだろうか(お前だけだ)。


私の拙い記事をご覧いただき、心より感謝申し上げます。コメントなどもいただけますと幸いです。これからも、さまざまな内容をアウトプットしてゆく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。