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ヌルゲーマーGの「暇つぶしファミコン雑記」

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幼少期より闘病中の筆者、ゲーム無くして半世紀も生き残ることはできなかった。中でも少年時代に、生命を救ってくれたと言っても過言ではないのがファミコンである。今でも少しづつソフトを集…
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#ゲーム

その㉘『ドラゴンクエストIII』

『ドラゴンクエストIII』は1988年にエニックス(現在のスクウェア・エニックス)より発売されたRPGである。色々なハードでリメイクもされまくったが、近いうちに新しいHD-2Dリメイク版が発売されるはずでもあった。ところが発表から2年経ってもあまり音沙汰がなく……筆者はスイッチで遊べる別のバージョン(スマホ版のベタ移植)をダウンロード購入してしまった。どうゆうことやねん、スクウェア・エニックス!!……ピコピコ(遊んでいる)……やっぱり面白いな……。 それはそうと最初に発売さ

その⑥ 『スーパーアラビアン』

本作はサン電子から発売された、面クリア形式のアクションゲームである。つい最近までプレイしたことがなかった。ものすごいクソゲーだと思いこんでいたためだが、実際にはさほどでもなかった。アーケード版があると知ったのも、YouTube動画から仕入れた新しい情報である。 何がそこまでこのゲームを筆者から遠ざけていたか? 迷作『いっき』で浸透した本作のメーカー、サン電子に対する先入観もあったが、それ以上の体験があったのだ。 発売当初、筆者は小学生だったと思う。まだインターネットなどあ

その②『テラクレスタ』

「地球の平和を~♪ 敵に渡してなるかと~♪」 かつて頭の中でこう歌いながら、友人のプレイを眺めていたゲームがある。 「突き進め~♪ ウィングギャリバ~♪」 ファミコンソフト『テラクレスタ』は、縦スクロールSFシューティングゲームである。目玉は「合体システム」「フォーメーション攻撃」「火の鳥」など、さまざまなギミックがあった。BGMも秀逸。勝手に作詞して、冒頭の歌を歌っていたのである。ただ、プレイしながら歌うと集中力がもたない。いつも、すぐ敵にやられてしまう。そもそも筆者は、

その①『ディープダンジョンIII』

クソゲー万歳!! このところレトロゲームファンとして、改めてファミコンソフトを蒐集している。300円(フリマ最安値)のクソゲーを、ここまでプレイするとは思わなかったけれど。そのタイトルは、『ディープダンジョンIII』。ファミコンの3DダンジョンRPGとしては割に知られている作品だが、なにしろ出来が悪い。それなのにどういうわけか、中盤まで一気にプレイしてしまった。 まず街の中を徘徊し(現実なら職質されること受け合い)、宿とか寺院とか武器屋を巡って装備を整え、初めての戦闘へ