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ヌルゲーマーGの「暇つぶしファミコン雑記」

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幼少期より闘病中の筆者、ゲーム無くして半世紀も生き残ることはできなかった。中でも少年時代に、生命を救ってくれたと言っても過言ではないのがファミコンである。今でも少しづつソフトを集…
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#ディスクシステム

その㉚『バックギャモン』

日本でマイナーではあるが、「バックギャモン」は世界的に有名なボードゲーム。それをファミコンディスクシステムに移植、さらにドラクエシリーズで有名な、あの故・すぎやまこういち氏が監修と音楽を手がけたのがこのソフトである。実は氏は、日本バックギャモン協会会長だったのだ。スゴいゲームなんだよ!! 音楽だけではなく、プレイ感覚も抜群。有名なゲームだけあって、様々なハードで遊ぶことができる本作。スイッチの「アソビ大全」でもプレイできるが、うーん……「バックギャモン」の遊び心地だけで言え

その⑨『麻雀悟空』

『麻雀悟空』はファミコンディスクシステムのソフトとして、アスキーより発売された本格派4人打ち麻雀ゲームである。筆者はこのソフトにハマって以来、麻雀歴が約40年になる……とはいえ、なのにどうしてそんなにヘタなの?というレベルであるが。実際、得点計算も全然できなかったりするのだ。 だが4人打ち麻雀のリアリティだけは、このソフトで十分に味わえる。筆者が定期的に対人麻雀をやるようになったのはここ数ヶ月だが、遜色ない出来のゲームソフトなのだ。40年前だというのにである。なにしろ『西遊

その⑤『アスピック 魔蛇王の呪い』

 「アスピック 魔蛇王の呪い」はボーステック社(以下、ボ社)から発売された、ファミコンディスクシステム用ソフトである。RPGで、ラスボスは魔蛇王アスピック。ネタバレだけはしたくないので詳しくは書かないが、エンディングが当時としては衝撃的であった。  あまりに衝撃的だったこともあり、世間知らずかつ当時中学に上がりたてだった私はなんとメーカーであるボ社(今は無いらしい)に電話してしまった。正気の沙汰ではないが、実話である。 「はい、ボーステック株式会社です」 「こんにちは。あ