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世の中は意識したものが見えているだけ。

気になることがあると、それに関連したことや情報がやけに飛び込んで来るようになった!

こんな経験ありませんか?

私には印象深い思い出が二つあります。

ひとつは小学生の時。
祖母がある日くも膜下出血で倒れました。
それまで「くも膜下出血」なんて聞いたこともなかったんですが、その日を境にしばらくは、テレビで、ラジオ、病院、電車の中吊りなどの活字などで次から次に「くも膜下出血」と言う言葉を見聞きするようになったんです。
それはもう、日本中でくも膜下出血が大流行してるのかな?ってぐらいに。

もうひとつは「肋骨」笑!
これは3年前かな。とある姿勢矯正エクササイズ提唱者の方が、肋骨を緩めるエクササイズの研究をしていると話してくれた時。その時からやけに「肋骨」が私の生活に入ってきました。肋骨を緩めるエクササイズは然り、骨模型の上半身だけを買った遠方の友人がZoomでお披露目してくれたり、ネットの記事・雑誌でもこの2文字を本当によくみました。挙げ句の果てにおまけまでついてきました。。。私は自転車で転んで肋骨を強打して全治2ヶ月の打撲を負ったのです😅

こんな風に、あることを聞いたり意識し始めた途端にそればかりが目に・耳に飛び込んでくるようになる経験、ありますか?

  カラーバス効果と言われています。

私たちは目の前にとてつもない数の物がありますが全部は見えていません。

視界には入っていますが、
そこにあると存在を感じられるような状態では見えていません。

でも、何かのきっかけでそのモノに意識が向くと、
それが見えたり、聞こえてきたりするようになるんです。

「くも膜下出血」と「肋骨」。
自分の中に飛び込んできた言葉に意識が向き、目の前に星の数ほどあるモノの中から「くも膜下出血」と「肋骨」が見えるように、また、聞こえてくるようになったのです。

今までも身の回りにいつもあったけど、意識が向いていなかった。
だから見えたり聞こえたりしなかったんですね。

その現象はまるでカメラのレンズ越しの景色のよう。
焦点が合わず全体的にぼやけて見えていた景色でも
被写体を決めることでパッとピントが合い、
突然綺麗に映し出される。

そんな感じに似ています。

ところで、先日面白い事が起きました。

ある方と毎日顔を合わせてやり取りをしているんですが、先週は週の前半がとても忙しく、そのため私達は毎日やり取りを沢山していました。でも私がその前の週末にボブだった髪をショートカットにしたことに全く気が付いていなかったんです(私は気づいているけど特にリアクションがないだけだと思っていました)。

それに気がついたのは金曜日の夕方。
(え?いま?!5日間毎日同じ空間にいてあんなにやり取りしてたのに?!)
と思いましたがよく考えると、その方は伝える事に集中していて、意識が私の髪に向いておらず、たとえ視界に私の上半身全体が入っていたとしても、私の姿は見えていなかったようです。そして金曜日に初めてその方の意識が私の髪に向いたことで、バッサリ切った事に気がついたんですね♪

私の姿が見えた瞬間に、
  「あれ?髪、ショートヘアにしたの?!いつ?!?!」😳‼️
と、とってもビックリしていました!!笑

興味深くて面白い体験でした。

   世の中には意識が向かなと見えないものばかりの様です。





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