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手放すことで得たもの

最近、様々なものを手放しています。きっかけはクローゼットの扉が壊れたことと、本の重さに耐えられず曲がってしまったローテーブルを処分して本棚を購入したこと。

部屋の床面積が少し増えた分、観葉植物が増えました。

人間関係も少し変化しました。これまで誰かと共有している時間のなかで、ポジティブな感覚とネガティブな感覚、どちらを感じる事が多いかを想像してみたのです。
例えば、安心する、心が軽くなる、温かくなる、などのポジティブな感情を感じるのは誰といる時?
重くなる、苦しくなる、痛みを感じるのは誰といるとき?
これまでの人間関係で、自分が前者に感じる人との関係を大切にする選択をしていくのと同時に、そうでない関係とは距離を置き、ネガティブな要素・時間を手放していきました。

そして得たもの。それは、心の静けさと穏やかさ。それから、今まで与えることで無意識に他人に求めていたことは、自分が自分に対して満たしてあげるべきものだったという気づき。

愛とエネルギーと時間は、一番に自分の為に使うべきなのです。まずは自分のカップを満たすこと。そして溢れた分を自分以外の人に注ぐこと。

今まで経験してきた人間関係の課題は、今考えるとすべて鏡であったように感じます

私が私自身に対して心ない言葉を向けているときはどんな時だろう?
私はどんな時に私自身を見下す言葉を使うだろうか?
私の中に嘘や偽りを抱えるのはどんな時?

様々なことが、実は自分自身への問いかけの為に起きているんだと気がつきました。

自分が一番自分らしく、好きな自分で在れる環境、状況、状態を選択すること。そうする事で人生がより主体的になり、楽しく創造的になっていきます。

いまの私の人生の目的は、誰と居るか、何処にいるか、いつ、何をしているかに関係なく、自分を愛することを学ぶこと。
私にとって生涯のテーマだろうと思います。

因みに仏教では執着せず拒否もしないという姿勢を放下(ほうげ)(手放すこと)とよび、瞑想に不可欠な要素なのだそうです。瞑想はこれからもっと深めていきたいです。

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