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アラサーナースに送る!看護師+αへの働き方への第一歩

今まさに時代の転換期にいる私たち。コロナウイルスの流行により、働き方や生活様式はガラリと変わりました。年功序列、終身雇用、学歴社会といった従来の日本の働き方が崩れつつあります。

SNSで自分を発信することで、組織に所属しない働き方で活躍することも可能に。好きや得意を活かして看護師+αで働いてみたいけど、なかなか一歩を踏み出せない。そんなあなたに看護師+αへの働き方への第一歩の踏み出し方をお伝えします。


働く意味を再構築する

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あなたは仕事に対してどんなイメージを持ちますか?人生をかけて行うもの、賃金を得るためのもの、社会貢献などそれぞれの価値観があります。

私は「仕事=苦労をして賃金を得るもの」と定義していました。好きなアーティストのライブに行く資金調達を目的に働いていましたが、アーティストの活動休止により働く意味を見失ってしまいました。

そんな時に知った、好きなことや得意なことを仕事にして場所や時間に捉われずに働いている人たちの存在。私もそんな風に仕事をしたい、「仕事=労働の対価」で終わらせたくないと思ったのが、看護師+αへの働き方への入り口でした。

あなたが+αで得たいものは何ですか?収入、楽しみ、生きがい、やりがい、それぞれ求めるものは異なりますが、まずはこれを考えてみることで方向性が定まります。


20代はとにかくいろんな人に出会う

看護師として働いていると、自分の周りは医療業界の人ばかり。話題になるのは、どうしても仕事の大変さや愚痴になりがちですよね。そんな環境を打破するには、とにかく自分と違う価値観で生きている人に会うことです。

そのため私は大学病院からゆとりを持って働ける病院に転職し、仕事以外の自分の時間を確保しました。年収は約100万円減りましたが確保した時間で院外の研修に参加し、西洋医学だけではなく東洋医学の視点も持ち合わせて看護を考えるように。

さらには、違う職種の人との交流を求め飲み会へ参加し、今の職業を選んだ理由や働く意味を尋ね、世の中にはどんな働き方があるのかを探りました

新しい価値観に触れることで自分がどう働きたいのかが明確になります。


失敗を恐れずとりあえず挑戦する

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何か新しいことを始める時「うまく出来なかったらどうしよう」、「失敗したらどうしよう」と感じることはありませんか?

特に看護師として働いていると、正しいことや間違わないこと、根拠のあることを求められるため、自分の人生も同じように考えてチャレンジをためらってしまう。しかし、新しいことは始めてみないと自分に合うのか合わないのかわかりません。

一歩踏み出すことで改善点や次のステップに繋がります。自分の人生には失敗なんてありません。失敗と感じることは挑戦した証拠であり、経験です。その経験がなければ次のステップには進めません。

看護の現場では患者さんに危害が加わるかもしれないと失敗を恐れ、自信がつくまで挑戦しないことも多々あったかもしれません。気になったことは自信がなくてもとりあえずやってみる、挑戦しながら自信をつけていきましょう。

全てが「経験」であり、失敗なんてない。その心意気が新しいことを始める第一歩です。

私も看護師ライターとして駆け出しましたが、実はそれほど自分の好きや得意なことではないかもしれないということに気づきました。でも、これは失敗ではなく自分が進むべき道が明確になってきた経験でもあります。


まとめ

何か新しいことを始める時、「失敗したらどうしよう」と感じることはよくあります。人の生死に関わる看護師だからこそ余計に失敗を恐れるのは当然です。人との出会いの中で自分の働き方や仕事観をアップデートさせ失敗を恐れず挑戦すること、それが看護師+αへの働き方への第一歩です。


~この記事を書いたのは~

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秋友あゆみ(あきとも あゆみ)

看護師ライターの卵。北海道在住、病棟看護師10年目、独身アラサーナース。大学病院勤務を経て、現在は小規模病院の呼吸器内科に勤務。10年間、主に肺がん患者の医療に携わる。ダイエットで16kgのリバウンドに悩んだ経験から、食べて痩せるダイエットに興味を持つ。腸を整える食事を通してキレイと幸せを作る専門家「インナービューティプランナー®︎」の資格を取得。心のあり方や東洋医学にも関心があり、看護師人生に活かせないか模索中。

ナースライフバランスでは、 SNSを活用したオンラインサロン、各種イベント、情報など通して 看護師としてのいろんな働き方やプライベートを充実させるための情報や活動を通して1人でも多くの看護師が「自分らしさを」大切に、 自由で面白いナースライフを過ごせる世の中を目指します。