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鳥屋野潟の娘の5400秒〜Season.5 ep.3〜

最後の1秒まで

先週の雪が嘘のように、春の陽気のような日、今日も今日とて参戦。

今日は昇格組の東京V。
来慣れた味の素スタジアム。今回は指定席なので、ゆっくり向かう。

今日は2階席最前列に陣取り構える。

先週の勝利を引っ提げ、今日こそ勝ち切りたい。

まだ焦る時間では

さぁ立ち上がり。
んー、なんだかうまくいかず。攻め込まれるシーンも多い。先週うまく言っていたのが。

と試合が動いたのは、早々前半7分。

相手のFK。
あ、いいコースと思っていると、1点取られてしまう。

まぁ仕方ない、これはどうしようもない。
まだ焦る時間ではない。まずは1点とりもどさなければ。

それでも危ないシーンは続く。キーパーとの1対1まで持ち込まれ、あーこれまでかと思いきや、そこは小島選手。しっかりセーブ。
その後も攻められる展開だった。

前半31分。
アルビ側のFK。高木選手の正確なクロスに、谷口選手が合わせ、ゴール。最初は何がおこったか遠くてわからなかったけど、後で見返しても高い打点で素晴らしい。谷口選手、今年はいい調子で決めている。

どんな些細いなチャンスでも

後半になり新加入選手も続々投入。
私の今期の推しは、昨シーズン最終節、決勝点を決めた長倉選手。
後半投入され、ボールがうまく動かせる展開に。そして、前への推進力が生まれてきた。

そうそうこれでいいぞ。

後半68分。
一瞬相手の遅いパスを見逃さなかった長倉選手。
ここまでの時間も、前へ前へプレッシャーをかけていたが、その一瞬のところ、トップスピードでボールを奪い、前へ。
そして、振り切った。

今シーズン初ゴール!沸き立つゴール裏。
よく見逃さなかった。その献身性が素晴らしい。

その後も、追加点が入るのでは、という展開になっていたものの、決めきれず。もう少しで、と言うところで、相手サイドにボールが流れた。

これはまずいぞ、となった瞬間、ファーに溢れたボールを決められる。
89分。一瞬でも勝ちが見えたところから、こぼれ落ちた。

そのままアディショナルに突入。それでも必死に前へ進むが、タイムアップ。

せっかくの逆転まで辿り着いたが、ここまで。

仕方ない、こういうこともある。
だがしかし、もっと前に進むには、こういうところで勝ち切れる力が必要だ。

それでも次節はやってくる

こうやって悔しい思いを重ねることとなった。
せっかくの2点目を決めた長倉選手も、心なしか下を向き、悔しそう。

それでも、前を向き続け、絶対にさらに前へ。

アイシテルニイガタ


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