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大学3年より摂食障害発症。 拒食症→過食症→拒食症+過食嘔吐→寛解。 外来通院 看護師…

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大学3年より摂食障害発症。 拒食症→過食症→拒食症+過食嘔吐→寛解。 外来通院 看護師として大学病院へ進学するも、 半年で休職、2ヶ月で復職するも、やはり勤務継続の困難さを痛感 /摂食障害の病気について社会全体がサポートできるような未来へ/

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  • 実体験について

  • 摂食障害( eatingdisorder)とは

最近の記事

私とED④

これまでの続きは上からです! さて前回までは、拒食症になるまでの話をしました。今日もその続きについてお話しします。 入院手前まで体重は落ち、友人との交友関係はすっかりなくなりました。 約束まではするのですが、その手前で太ることへの恐怖が強くなりいけなくなってしまうことが増えてしまったからです。 約束して行けないとなると、罪悪感も強く感じ、余計自分の殻に引きこもることが増えました。 そして、実習も落ち着いて春休みにはいり、私は完全に動けなくなりました。 常に頭の中は食

    • 摂食障害とサポート②

      前回は摂食障害と家族サポートについてお話をさせていただきました! 今日はその続きです! 家族サポートで困ったこと(母親談) ②いつ治るの? 身体的な病気は、薬を飲んだり、治療をすることで、すぐに治るイメージがありますよね(一般的には) 心の病気というものは、すぐに良くなる、また右肩上がりで良くなっていくというイメージを持っている方も多いかと思います。 摂食障害という病気は、私自身の感覚では、治療してからは、右肩上がりではなく、折れ線グラフでいうと上に行ったり急に下が

      • 私とED"②"

        ここでは、わたしが摂食障害になった経緯について振り返りをしています。 前回は摂食障害となったきっかけについてお話ししました。 今回は摂食障害が悪化していったことについて話します。 個人的に、感じたこととしては 摂食障害が悪化していくのは、段階がある と感じています。 初期段階は栄養不足からのダイエットに対する拘り。 その先の段階に進むにあたり、要因として考えられるのは、その拘りが強くなるようなストレス環境が続くことが考えらます。 ストレス環境✖︎摂食障害偏った考えが

        • 「私とED(摂食障害)」

          ①摂食障害になったきっかけ   ・きっかけは、○○○○○   ・拒食症の本格的な始まり ②直そうと思った時 ③回復期の過程 について私の実体験をお伝えしたいと思います。 ①摂食障害になったきっかけ私が摂食障害に至るまで痩せることに拘った理由は、成人式を目標に痩せることを決めたダイエットがきっかけだったと思います。 成人式までに目標体重まで落とすことを目的に、食事制限をメインに行なってきました。 また日々の体重管理を意識することで、数値の変動にも敏感になっていたと思います。

        私とED④

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        • 実体験について
          3本
        • 摂食障害( eatingdisorder)とは
          3本

        記事

          サポートと摂食障害

          摂食障害を治療する上でサポートが重要になってきます。 私自身、家族のサポートのおかげもあり、ゆっくりと回復してきました。しかし、家族と私、お互いに寄り添い合いながら。ここまで回復してきたのも事実です。 本日は母から摂食障害の私との関わりが大変だったことについて伺いました。 同様にサポートを行なっている親御様の参考になればと思っています。 ①発言、行動が理解できない 摂食障害の患者は、症状は様々ですが、主に不安が強く、その不安を解消させるために、逸脱した行動、過活動など普段

          サポートと摂食障害

          摂食障害と私

          こんにちは。元摂食障害、現在看護師として病院で働いているtabiです。 今回Noteを始めた理由 ①摂食障害についてみんなに知ってもらいたい ②摂食障害のサポートについて今後展開していきたい ③現在の治療のあり方について改善したい 思いがあります。 私自身も摂食障害の経験があり、よくなったり悪くなったりを繰り返して症状が落ち着いてきました。その中で、当事者、また医療者として感じたことは、治療法が確立されていないこと、また受診まで至るのに長期的な時間がかかること、な

          摂食障害と私