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鳴かないホトトギスは用意しない

いや、ホトトギスの川柳は本人が言ったわけじゃないじゃんと思ったあなた。
その通りです。
だからタイトルはいろいろ話がおかしいんですけど、目を瞑ってください。

今日は、前提から捉えなおすというテーマで記事を進めていきます。


これも受け売りで申し訳ない

最近受け売りテーマが増えていて申し訳ないんですが、これもまた受け売りの話です。

今回のもとになった題材は『アオアシ』です。
ビッグコミックスピリッツに連載されている漫画で、アニメ化もされました。

これはサッカー漫画で、それ自体はよくあるものなんですが。
主人公はJリーグのユースチームに所属していて、高校サッカーではなくJユースが舞台となっているところがユニークな作品となっています。
あと主人公のポジション相まって、まあまあニッチ感がありますね。

その中で高円宮杯プレミアリーグの天王山となる試合が描かれているのですが、その試合へ物語が進んでいく中にこのアイデアのもとになったシーンがあります。

主人公とCBの先輩が、TVに映る試合映像を見ながら会話するシーン。

先輩は主人公に「どうしてそのプレーを選択したのか」と問う。
主人公はそのプレーを選択した理由を極めて論理的に説明するのですが、あまり響いていない様子の先輩。
そして一言、「もっと前に、相手がそのプレーを選択すると判断できるんじゃないか」とぼやくんです。
(セリフは全くあっていません。ニュアンスだけは同じです)

主人公は相手のプレーを見てから、相手チームの動きに対し最も効果的な動きを選択してはいるんです。
でも、もっと前から守備ができる。
目線の動きやプレイヤーの動きから、ボールが蹴られる前に長い縦パスが来ると判断してもっと前の時間から守備を開始できるだろと。

前提から捉えなおすことのできるシチュエーションがあるんじゃないかとこれを読んで思ったわけです。

とはいえ、どこから変えたらいいんだろうか

前提がかっちり固まっていることなんていくらでもありますよね。
通勤・通学とか、業務フローとか、あとは、家事とかですか。
住んでいる場所は簡単に変えられないし、事務手続きがあったらそれに拘束されますし、家電の性能がすべてみたいなところがありますし。

でも、多分アオアシの例のシーンが言いたいのは「前提を覆す」んじゃなくて「隠れた前提・理由を捉えること」だと思うんです。

自分の居住地や勤務地・学校の場所は簡単に変えることはできませんがそこが通勤・通学の出発点ですよね。
家事で言えば洗濯は服を使うことで発生する仕事って感じで。
変えることはできないかもしれないけれど、物事のスタートラインは多分考えているところよりもだいぶ遠いところにある気がします。

この時間に出ないと遅刻になる。
電動チャリに変えたらどうなる?車通勤は?
そもそもどうしてその時間に起きられないのか?

今すぐ変えることのできるところは少ないでしょう。
でも、時間をかければ変えられる箇所はそれなりにある気がするんです。

その思考が訓練になる

先ほどの節を自分で書いていて「これ無理だろ」と思ってしまったのですが。
でも、その思考を繰り返すこと、日常に溶け込ませることで見えてくる景色は確実に変わるとも思うんです。

自分の見ている景色に対していろいろな思考を持つ。
これができるなら、人として魅力的な存在になっている気がします。

まあ疲れますしそんなうまくいくとは思えないです。
ただ自分は少しずつ実践してみたいなと。


今日の記事は書いていて自分でも何言っているか分からなくなってきたのでこのあたりで失礼したいと思います。
修論発表のスライド作成に戻りますね。


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