for バンザイマン

ぐらぐら目覚める低体温
ゆらゆらする視界の端
片付けてないお気に入りの服に
染みついてるいやな記憶

きれいできたなくてかわいい気持ち
名前をつけてしまえばきっと
めんどくさい子と呼ばれちゃう

それでもヒビの入った日々に声響かせる
レディメイドの物語に色を付けて
お金ないけどおなかいっぱい食べちゃおう
なんか概念っぽくてかわいいんじゃない

手放しでしあわせと言えない人生も
歌と言葉とわたしがいるから

ふらふら吐いたあとの呼吸
つらつら書いた誰も見ないブログ
その先のおはなしは誰も知らない
君でさえ触れない明日

わたしはわたしのために歌うけど
知らない誰かが見たらきっと
ナルシストだと呼ばれちゃう

それでもヒビの入った日々に声響かせる
ハンドメイドの絶望に中指を立てて
お前の言葉にディストーションかけてやる
なんか人生っぽくてまた一興じゃない

手をあげて存在表明してみる
歌が言葉がわたしを動かす