広告運用者1年生の時に読んでいて良かった書籍の紹介
こんにちは。梶原(@papiko0037)です。
本記事では自分が広告運用者1年目の時に読んでいて良かったなと思っている書籍を紹介します。
はじめに
私自身、広告運用者2年目ですが多様な案件を広く深く担当させていただき、とても充実した1年目を過ごせました。
1年目に学べてよかったことを振り返ってみるとこんなことがありました。
小手先のテクニックではなく「広告を通して人が物を買う」ということの原則的な部分を考えられた
個人の感想から着想するのではなく、Web上でのユーザーの行動心理から施策を検討できた
BtoBとBtoCのビジネスにおける購買過程の違いを明確にしたうえでそれぞれの案件で施策を検討できた
この4月から新たに広告運用者として働き始めた方は6か月目が終わろうとしていますね。折り返しのこの節目に、ぜひ広告運用者としてさらにレベルアップのためにまだ読んでいない書籍があれば手に取ってみてください。
紹介する書籍がおすすめな人
広告運用者1年目の方
企業の新任Web担当者の方
Webマーケティング業界に興味がある就活者の方
1冊目:リスティング広告 成功の法則
おすすめポイント
リスティング広告の基礎知識が分かる
キーワード、広告文、遷移先ページの一貫性の重要さについて
ディスプレイ広告、リマケ広告についても解説
出版自体はだいぶ初期ですが、それでも色あせないほど重要なことが多く書かれています。
時代と共にリスティング広告の仕組みや設定項目は変わってきますが「人が検索して物を調べ、その後購入する」という流れは変わりません。
そうした流れを踏まえた広告ほど成果に繋がるものであり、本書はそのユーザーの行動をもとにしたリスティング広告のノウハウが記載されています。
リスティング広告に限らず、Web施策に携わるすべての人にお勧めしたい一冊です。
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2冊目:Tapスマホで買ってしまう9つの理由
おすすめポイント
場所や時間、天気、混雑度などといった状況が購買に与える影響が分かる
どのような広告配信が効果的か感覚ではなく実験結果から理解できる
マーケターではなく学者による著書
「混雑している電車ではユーザーによる広告への反応が2倍高い」や「店までの距離が1km離れると広告効果が2~5%減る」といった面白いデータが得られます。
なんとなくそんな気がするけど…と思っていた現象が、具体的な数値で理解できるため理論的な思考を組み立てるのに役立ちます。
根拠がはっきりした情報がスキ!といった方にはとてもおすすめできます。
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3冊目:インバウンドマーケティング
おすすめポイント
広告というよりはマーケティングの教本
ただこの本で学べるマーケティングの道筋に沿った広告施策を実施すべし
企業のマーケティング全般の最適化支援に必須の知識
広告だけやりたい、広告の知識だけ欲しいといった方には不要かもしれません。
ただし「広告を通してクライアントの集客を最大化したい」「自社のマーケティングを成功させたい」とお考えの方にはぜひとも手に取っていただきたい1冊です。
今でも見かけますがリードは「刈り取るもの」といった思考は古いです。顕在するニーズだけではなく、ユーザーによる学習をサポートしてリードを醸成する方法について学べますし、そうしたマーケティング手法における広告のふるまいについても考えさせられます。
BtoBマーケ担当者はとくにおすすめ!
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4冊目:フェイスブック 若き天才の野望
おすすめポイント
マークザッカーバーグのやんちゃ時代が分かる
読み物としてストーリーが面白い
広告運用者にとってのスキルや能力に直結することよりは、「ザッカーバーグがあんだけやってんだから、同じ人間の俺でももう少しできるよな」と勇気をもらえる1冊です。
個人的に好きなシーンはザッカーバーグがVCにパジャマでプレゼンするシーン。
純粋に紆余曲折ある成長ストーリーが面白いから読んで!
楽しく読める本がいいならこれ一択!
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