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家の中にやって来る、見えないお客さまと格闘の結果…

こんにちは、くーみんです。
キッチンの窓を開けると目の前は瀬戸内海。後ろは山という自然に囲まれた中で暮らしています。そんな事を言うと、都会に住む人からは「最高じゃん!」と羨ましがられます。
でも実際に生活は、ゴミ出しに行くにも車のエンジンをかけなければ行けない距離です。電気代は、長い送電線でロスが大きいのか、都内に住んでいた時の3倍以上の請求が毎月きます。去年、ようやくwi-fiが引けるようになったけど、田舎の戸建ての料金設定はお高めです。。

そんな田舎の家にやって来る、目に見えないお客さまについて書きました。


1、夏場にやってくる常連のお客さま

わりと夏場は、活発にいろんなお客さまがいらっしゃいます。

梅雨時になると、出産を終えた羽蟻がどこからともなく沢山飛び交い、あとは屍骸になって床の上で横たわっていきます。
コウモリが天井を飛び回った時は、驚きました。

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秋の気配を感じる頃には、ヤモリが増えて、水場を逃げまわります。そしてドアの背面でペタンコに何匹も圧死されているを冬になるとよく見かけます。

勝手口に出しておいたサンダルに足を入れると、イタっ!と悲鳴をあげ、中に潜んでいたムカデに足をチクリとやられました。

深夜、眠っているところへ、いきなりブッとい針をグサリ!と刺されたかのような痛みで飛び起きたこともあります。その後、大きく腫れ上がり、微熱が出ました。

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と、ここまでは当たり前のような出来事なので、まさか引っ越しまで考えたりはしません。

2、引っ越しを考えるようになった今年の春

騒動の発端は、今年の4月。マスク騒動で各家庭にガーゼマスク2枚が配られるとか、そんな衛生対策よりも経済対策を、と叫ばれている時期に我が家で起こった出来事です。

ある日突然、洗面所の照明器具の周りに、無数のコバエが大量に発生していました。
発生源がわからず、カーペットが不衛生なのかと交換してみました。ほこりが溜まりやすい、床の隅っこの掃除も躍起になってやりました。
そして、ハエ取り紙をぶら下げたり、コバエ撃退器を買ってきたりと、思いつく事は何でもやったつもりでした。

その数日後、入浴中に風呂場の天井をごそごそ音を立てて走り回る小動物の動作音。大きなネズミだと思って、ただおびえていました。天井が抜けて、落っこちてこないようにと、ひたすら祈るばかりだったのです。

またその数日後には、台所上の天井裏で明らかに元気に動く小動物の気配をまざまざと察知!!
しっぽを、トントントンとバタバタ連続させる音で、くーみんはようやく奮起したのです。これはいかん、動物に我が家を占拠されてしまう!と案じて、長い棒を取り出してきました。そして棒を壁に擦り、猫じゃらしの様な音を立てて、同時に唸りを上げます。「ううっ〜、うお〜っ」などとオオカミになりきったつもりで約30分ほどがんばりました。
すると、天井裏は静かになり、本当にそれ以来動物の気配がなくなったのです。
おおっー「くーみんオオカミ作戦大成功!」と、喜びました。そしてその後、本当にコバエもだんだんと減っていったのですから、ホッと安心して暮らしていました。

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3、なにやら風呂場の通気口のネジ穴からポタポタ落ちる液体の正体は⁉︎

8月になり、、クーラーのスイッチを入れても全く涼しい風が出てこなくなりました。当然30度を超える真夏日です。慌てて電気屋さんに電話してみたところ、すぐに駆けつけてくれました。
見てもらったところ、メーカーさんの修理が必要とのことで、連絡してもらいます。その際に、風呂場の通気口をちょっと見てくださいとお願いしました。その電気屋さんは、家のリフォームをした際の配線をやってくれていたので、家の配線関係をよくわかってらっしゃいます。そしてペンチを使って、通気口を開け、覗いてもらいました。
そして風呂場から出てきて渋〜い顔しながら「糞尿があります。ウジも湧いていました。これは清掃業者に掃除してもらってくださいね」と言って渋〜い顔のまま帰って行かれたのです。

撃退したつもりの小動物は、くーみんに気配を察知されないよう大人しく棲みついていた様です。。😱
そして、清掃業者にお願いして、風呂場の通気口裏を小一時間ほど拭き取り作業してもらいました。20代前半の小柄な若い女性です。ユニットバスの裏側には登れないとの事で、脚立に乗っかったまま、手の届く範囲内での清掃。約二万円弱の請求でした。


4、清掃業者が帰ったあとの惨状…


風呂場の裏側が汚れているならばと、台所の屋根裏も清掃を頼んでみようと、今度は別の所へお願いしてみました。
なんと、やって来てくれたのは幼稚園に通う位の男の子を連れた親子3人です。
3人で、はしごを使って天井裏に上がり雑巾がけをしてもらいました。トータル2時間かかりましたが、暑い日の天井裏なのでとても暑かったみたいです。途中何度か降りてきて水分補給の休憩をしていました。清掃終了後、小動物用の忌避剤を置いてもらいましたので、もう来ないだろうと、安心したくーみんです🤗

かかった費用は、一万円でお釣りをジャラジャラくれました。
彼らが帰った後、靴下を履いていないくーみんの足は、無数の真っ赤な小さな斑点が付いていて、痒いのです。そして床をよく見ると、黒い小さなダニがたくさんぴょんぴょん跳ねているではないですか‼︎
天井裏に潜んでいたダニが降りてきたのかどうかは分かりません。お陰で、その後何日もの間、根気よくコロコロでノミ取り退治に格闘するハメになりました。

そして今冬になり、またもや家と外壁との間で、洗濯機の裏からガサガサと侵入する音が聞こえた時には、完全に我が家は小動物にマークされていることを自覚したのです。

ライター仲間から教えてもらいましたが、野生動物の民家への侵入は、犬の放し飼いが禁止されてから激増したんだそうです。犬が結界の役目を果たしてたんだと考えられます。
猫も天井を徘徊して、縄張り確認するから野生の小動物は嫌がるのだそう。

実は、犬も猫もとっても苦手なくーみんです。
でも駆逐業者に頼んで追い出してもらった後、
もう二度と侵入されないとは限りません。
何とか庭で犬を、そして家の中で猫を飼うことをチャレンジしたいと考えています。
どなたか、犬猫嫌いが克服できる方法をご存知でしたら、どうか教えてやってくださいませ。
コメントお待ちしております!!!

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