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どこまで計算する?未来志向家計管理(2)

本日もご覧いただきありがとうございます、みやじです。

前回のどこまで計算する?未来志向家計管理(1)では将来を見据えた家計管理を行うために、10~20年のライフイベントを記入したライフプランニングを立てることが重要であるとお話をさせていただきました。

このライフプランニングにも大体のかかる金額を記入していただきましたが
今回はさらに細かく金額を記入していただきます。
これをつくることによってこれからの収入に対して、どれくらい貯蓄ができ、ライフイベントでの支出によって、貯蓄がどれほど影響を受けるのか。
はたまた20年後にどれくらいの貯蓄ができているのかを大まかに計算するライフキャッシュフローの作成をします。

注意:本来の手順をすっ飛ばしております

ここで大変申し訳ないのですが
みやじのやり方は正式な順番を踏んでおりません
本来であれば細かな毎月の家計簿を計算して、年間の家計を計算してから長期の計画、キャッシュフローを立てていくのが正攻法です。
しかし、毎月の家計簿を計算してから夢を描けますか?どうせこれくらいの貯蓄額じゃ何もできない、その範囲で夢を考えようなど少しマイナスから始まってしまいますよね。
それではもったいないと私は考えます。
まず夢を見ましょう。それからコツコツと現在と夢とのギャップを考え、どうしたらそのギャップを埋めることができるのかと行動していくことが一番です。
ただ、このやり方の欠点があるとしたら、一度キャッシュフロー表を組んだ後でも家計簿を計算しながら随時修正していく必要があるということです。
しかし、20年もの長期の計画を一度組んだからとそのまま放置するのはおかしいですよね。
ぜひ、今は夢を見てください。
そして一緒にどうしたら実現できるのかを計算していきましょう。

実際にキャッシュフロー表を組んでみよう!

話を戻しまして、実際にキャッシュフロー表を組んでみましょう!
こちらも様々なテンプレートがインターネット上にはあるのですが今回もFP協会から提供されている表を使用します。
以下より「家計のキャッシュフロー表」のダウンロードをお願いします。

なお、こちらの表は物価上昇や賃金の昇給などを一切考慮しない非常にシンプルなものになっております。
そのため、みやじは自分で年2%の物価上昇と年2%の昇給を入れ込んで計算をしていますが、まずはそんな計算式を入れなくても大丈夫です。今の家計でそのまま行くとどうなるかを一度見ることも大切です。
(それにしても2%物価が上がるのに昇給も2%って絶望的じゃないですか?笑)

表を用意したら早速ライフイベントを記入!

まずは先日作成したライフイベント表を参考に該当する時期にライフイベントを入れてください。
同時にライフイベントにかかる費用も記入します。

続いて年収や月々の生活費など現在わかる範囲の金額を記入!

ライフイベントの記入が終わったらわかる範囲で大丈夫ですので
金額の記入を行います。
年収は後で税金を計算し差し引きを行いますので、まずは総支給額で入れておきましょう。
生活費も家計簿をつけている方はそのデータから一年にどれだけの支出を行なっているのかを入力します。
もし、家計簿がない方は大体でも構いません。
基本的に生活費(住居、保険などを含まない)の目安として
かなり節約する→月15万
少し節約する→月18万
あまり節約しない→月22万
全く節約しない→月25万
で記入してみても大丈夫です。

また、家計簿をつけるのが面倒で続ける自信がない方はこちらの記事を参考にアプリでの家計管理がオススメです!

記入項目が埋まることで少しずつ貯蓄額も見えてきましたよね。
思いの外貯蓄できていないと落ち込みましたか?
思っていたよりも貯蓄できる!やったーと喜んでいますか?

これから税金や物価上昇、昇給なども想定してよりリアルなシミュレーションにしていくので、まずはこの金額を目安にどれくらいお金が必要になるのか。
家庭の家計が20年後にどうなっていくのかをまず想像してまた次のステップへ進みましょう!

みやじ


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