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ポケモンカード リザードンHR争奪戦振り返り

最近周りの人が一斉にポケモンカードを始めており、類にもれず私も始めました。

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まさにこのまま。
で、始めてから1ヶ月経った10月11日、初めての公式大会に出場しました。

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 自分の手持ちのカードは使えず、その場で開封したパックで闘うシールド戦というルールで、初めてすぐでも優勝可能性があるので挑戦。結果は1勝1敗で決勝トーナメント進出できず、と残念でしたが振り返りを書いておきます。

準備しておいてよかったこと

・実際に大会で組まれたデッキを借りてプレイする
 幸いなことに周りに経験者がいたので実際にデッキを借りてプレイ出来ました。シールド戦はトレーナーカード枚数が限られること・相手のVポケモンへの対抗策が限られることから結構戦い方が特殊。どのバランスでカードを入れるとどれくらい手札に来るのか等の事例が収集できる点が良かったです。

大人数で実際にシールド戦をやってみる
 カードリストとにらめっこしていても使えると思う&言われているカードで組む理想型以外はイメージしにくいです。実際に組むことにも慣れるため、7人で実際にシールド戦を行いました。
 これがとても有効でした。頭で考えていた方針の実践が出来るだけでなく、いろんなデッキと考え方が一気に揃うため、意外に強い(使われるとしんどい)カードや勝ち筋のパターンを一気に学習することが可能でした。実際、Vmaxの中では一番外れとされていたマホイップを引いた人が最多勝だったりと、何事も実践が一番重要と思った次第。

大会で実際に引いたカードと構築デッキ

(良かった引きは↑、悪い点は↓、諸説ある場合は→)

・VmaxとVの組み合わせ:セキタンザン、ザルード(→)
 正直めちゃめちゃ悩む苦しい組み合わせでした。鋼がタイプとして優秀だったのでトゲキッスかハガネールのどちらかを引いて鋼を含んだ2色デッキが組むことを基本方針と考えていましたが路線変更を余儀なくされます。両方とも弱いカードではないので、闘・草の2色か鋼を追加した3色デッキが選択肢に残りました。

・ダンバル進化ライン2-2-2(↑)
 シールド戦において2進化ポケモンが2枚以上ずつあるのは最高形だと思います。一気にVポケモンやツツケラを引っ張ってこれるダンバルだけで十分有用ですし、メタグロスまで進化すれば重いVポケモンも自由に動かせます。相手が使えるポケモンキャッチャーの枚数は1枚と考えてよいので、自由に逃げられることは負け筋を何度も潰せることが期待できます。

・有用草アタッカー:ゲノセクト、セレビィ、シェイミ、ダダリン(↑)
 有用な草アタッカーが全部いました。事前練習で序盤に殴り始めるゲノセクトの恐ろしさを痛感していましたし、ツインエネも引いていたのでダダリンも有用。ザルードを引いていることもあり、ポケモンは草を中心に組めそうでした。メガヤンマも1-2で引いていましたが、セキタンザンにエネを貼りたいこと、ザルードのジャングルライズ用に手札にもエネを残しておきたいことから必要エネルギー数の多いメガヤンマの採用優先度は低くなりました。

・ツツケラ進化ライン2-1-1(→)
 今回のシールド戦で一番鍵を握るポケモンだと思います。トゲキッス以外のVポケモンはいかにエネルギーを確保するかが最重要なため、ケララッパの突撃ラッパでいかにエネルギーを加速できるかが勝負の分かれ目となります。またドデカバシはエナジーカットで場合によってはVポケモンも完封できる性能を持ち、ループキャノンの打点も160と高いので最大枚数採用したい。その中で2-1-1という引きは可もなく不可もなく、だと思いました。

・サーチ手段がない(↓↓)
 全部のカードを見た時にこれで一番頭を抱えました。ポプラを引かずトゲキッスもいないためVmaxを立てること自体が難しいパターンが発生し得ます。本当にダンバルしかいなかったので、そのためだけにダンバル2枚と鋼エネルギーを入れることを考えました。しかし、例えば鋼エネを2枚入れたとしてダンバルと鋼エネを最初の7枚に引ける確率は、 
 (36c3+2*36c4+4*36c5)/40c7  ※cは組み合わせnCrのC。懐かしいね
として高々9%弱。その後序盤に引く場合もそんなに変わらずただ事故る可能性だけ上がりそうなので、ダンバルは採用しないことにしました。

 以上から、草と闘の2色、草中心のアタッカーで闘はセキタンザンだけ。
 また、このデッキは突撃ラッパとセキタンザンVmaxの噴火弾が鍵を握ることは明白ゆえ、エネルギーを引く確率はなるべく高めたい。よって40枚中19枚エネルギーと多めの割合にしました。手札にエネルギーが溢れてもザルードが活躍できるので問題なし。また草ポケモンは要求草エネルギーが少なく、セキタンザンは闘エネ縛りが多いのでポケモン枚数比の割りには闘エネを増やしてあります。

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△ツインエネルギーが漏れてることに後から気付きました

 サーチがなくVmaxを育てられる保証がないため、引いたカードで全員で殴っていく速攻戦をメインと考えました。草か闘の抵抗力を持つ有用なポケモンが多いため、相手によっては苦戦必死ということがわかっていました。。(トゲキッス&ハガネールが揃ったら詰む)
 最高形はザルードでセキタンザンを育てつつ殴っていく形。ここにメタグロスが入ればセキタンザンを毎回回復するとかロマン溢れますが40枚デッキでは無理でしたね、、

バトル振り返り

・第1戦 相手:セキタンザン&ハガネール
 こちらの最初の手札にセキタンザンとザルード。あとはエネルギーでこれは勝った!と思いました。先攻を取ったのでザルードを前にして草エネ貼り。相手はセキタンザンのみ。育ち切る前に勝負を決めるぞーと思った矢先、相手の1ターン目でポケモンキャッチャー成功。。流石に相手も安堵。ここからはセキタンザンをいかに早く育てられるか勝負でしたが2ターン目にVmaxに進化され窮地に。相手も噴火弾でハガネールを捨てる等、順調という訳ではありませんでした。
 勝負を分けたのは先攻5ターン目。3枚エネがついたセキタンザンが前、ベンチはエネ1枚のザルードと0枚のセレビィ。手札は草エネでセキタンザンはロックスマッシュが打てない。相手のセキタンザンVmaxはエネルギーが3枚。セレビィのエナジーブレスが打てれば倒せる状況。ここで私は、
 ・闘がセキタンザンしかいないので倒されると相手の鋼ポケモンに超苦戦
 ・相手の手札にエネが来なければ一発耐えられる
と考えセキタンザンにエネを貼ってセレビィと交代して番を終えました。
しかし相手はエネルギーを引き、セレビィを一撃で気絶。その後も全員一撃で葬られそのまま0-4で負けてしまいました。

・第2戦 相手:マホイップ&デンリュウ
 こちらの手札にはセキタンザン。ラッキーが続いている。。相手は雷中心デッキ。セキタンザンを育てつつ、途中でデンリュウに混乱させられるもポケモン入れ替えでケララッパを前に出して時間を稼ぐ。セキタンザンVmaxもマリィで引け、弱点を突くキョダイガンセキを乱射、最後は混乱するもコイン表でデンリュウを倒し4-1で勝利。相性の勝利ではありましたが、突撃ラッパで一気に2枚セキタンザンにエネを貼れたのが大きく、デッキ構築の方針は正しかったようでした。

 自分のリーグは3人だったので対戦はこれで終わり。結果1勝1敗でリーグ2位、決勝進出ならずでした。

敗因分析

 1戦目の勝負の分かれ目のところで判断を間違えました。
 まず相手がキョダイガンセキを打てるかの試算。セレビィが生き残るのは「相手がエネルギーを持っていない/引かない かつ 噴火弾でエネを引かない」でした。それぞれ50%と考えても1/4しかセレビィは生き残らず、その後の盤面的にも蹂躙される可能性が高かった。
 であれば、そのままセキタンザンを相手に押しつけ90ダメージを与えながら「相手がセキタンザンを倒すと自分のセキタンザンVmaxもやられる」状況を押しつける方が、勝てる可能性は高かった。そのまま行けばサイド2枚をあげつつ自分は3枚取れるので状況的にも有利。その後の相手の鋼には苦戦しますがベンチに育っているものはなく、ハガネールもトラッシュにいるので勝ち筋は十分にあったかもしれません。
 初手でポケモンキャッチャーを打たれた動揺もあったかもしれません。Vポケモンを大事にするあまり、冷静に判断することが出来なかった。あとは火傷の処理に不安があったりと、トータルで考えると経験値不足による状況が把握できていない・勝ち筋を正確に捉えられず最適な判断が取れなかったことが主な原因だと思っています。


 めっちゃ意気込んで挑戦した割りには結果ふるわず、かつ後悔が残るとても悔しい結果でした。。場数の少なさが負けに直結していたので、まずそこを克服したいです。
 ポケカやってる方、戦わせてください。

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