見出し画像

コーディング無しでAmazon Echoスキルが作れるStorylineでスキル作ってみた

Amazon Echo、使ってますか。
まだ招待制でないと買えないため持っている人は少ないのですが、Echoの最大のメリットである「スキル」を使いこなすと楽しいです。

スキルとはEcho内で動くアプリです。iOSやAndroid同様、様々な企業がスキルを既に提供しています。
https://www.amazon.co.jp/b/?node=5262653051

スキルを作るにはコーディングが必要でしたが、「Storyline」というサービスを使えばコーディング無しでスキルを作成することが可能です。

・Storylineとは

https://getstoryline.com/

Storylineとはベラルーシ発のスキル開発ツールで、会話シナリオをマウス操作で作って内容をテキストで打てば誰でもスキルが完成します。今まで興味やアイデアはあった非エンジニアな方々(私です)でもささっと作れます。もちろん無料です。

・作ってみた

早速作ってみます。
事前準備で必要なのは、Amazonの開発者アカウントを作ること。ここが一番面倒というかハマります。私はこちらの記事見ながら作りました。こちらも無料。無料is大事。
https://developer.amazon.com/ja/blogs/alexa/post/9f852a38-3a44-48bd-b78f-22050269d7c7/hamaridokoro

作成出来たら早速Storylineのページに行きましょう。アカウント作ると早速スキル新規作成画面になります。

まずはスキルの名前と言語を選択。今回はサンプルとして、曜日を指定すると来期の新作アニメを教えてくれるスキルを作ってみます。早いものは4月2日週からスタートしてしまうので見逃し防止は大事です。

するともう会話作成へ。まずはスキルが呼び出された時の文言を入力。そしてユーザー側答える選択肢を入力していきます。≡マークから、図のような表記揺れも指定できます。

次にユーザーからの発話への反応を作ります。先ほどの矢印マークをクリックすると「月曜」と答えた場合のブロックを作成できます。

この「月曜」ブロックに、Echo側の対応を入力します。宇宙戦艦ティラミス。

Welcomeブロックの「else」は、選択肢(ここでは曜日)以外の返答が来た場合の返答を入力しておきます。

上のタブからいつでもテストが可能。

Echoの反応は会話だけでなく、音声ファイルの再生やAPIを叩くことも出来ます。

こんな感じで会話フローが出来上がりました。簡単。これでスキル自体は完成です。

次は自分のAmazon開発者アカウントにスキルをアップロードしましょう。タブの「Upload to Alexa」を選択するとアカウント連携の画面が出ますので指示にしたがってログイン。

ものの数分でアップロード出来ました。

ではAmazon開発者コンソールの方でどうなってるか見てみましょう。ちゃんとありますね。

Storylineからアップロードした段階で、アイコンやスキルストアに記載する説明文(公開情報)以外はだいたい入力完了している状態になってます。

あとは残りを入力すれば審査提出ができ、審査が通れば自分のスキルを世の中に発信!審査には数日要しますので気長に待ちましょう。

「スキルのアイデアはあるけど作り方わかんない〜」という方はぜひ触ってみてください!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?