心の底から恩師と呼べる人
私がこう問われたら
真っ先にこう答えるだろう
「教育者・栗原 正博」
私はこの方の2つの顔を知っている
教育者としての栗原先生と
書道家としての栗原 せいほう 先生だ
実際は５つ位顔があるらしいけど笑
詳しく知りたい方はこちらに詳しく載っています↓
私の高校時代の
バスケ部の顧問の先生である
しかし栗原先生は元野球部、しかも甲子園にも行っている
もうこの時点で訳が分からない
さらにはバスケ未経験の
ルールも分からない男だったのである
当然、部からは反対の声や
そんな奴から教わりたく無いといった声もあがった
それもそのはずである
まずは「挨拶」の練習から始まり
「挨拶」で終わる
挨拶がまともにできないと
体育館にも入ってきてもらえなかった
入口で１８０度ターンし
職員室へと消えてしまう
そんなもんだから当然部員からは不満しか出なかった
誰も彼を認めようとしなかった
結局部員は二人まで減ってしまったのである
彼は、人としての生き方を教える「教育者」だった
初めて教育者という人に出会った
３３歳になった今でも、あの時の一年間を振り返る
先生と名の付く人はたくさんいる
その中で、あれほどの熱血野球教師がいるだろうか
部長としての責任だったのかもしれない
嫌われるのが嫌だっただけなのかもしれない
栗原先生に指導してもらいたかった
減っていく部員を引き留められず
半信半疑な気持ちもあった
それでも、栗原先生の教育は決して間違っていなかった
私の中で、そう信じ始めていた
人生において、最高の戦友だった男
こいつがいなければ
私一人ではとっくにバスケ部は廃部になっていただろう
毎日逃げ出したいと思っていた
どんなに楽に高校生活を送れることか
毎日考えていた
それでも逃げなかった
そいつも逃げずに、いつも一緒に居てくれたからだ
現在、宇都宮BREX契約選手
飯島康夫だ
自慢げに当ブログに登場させるタイミングを見計らっていたのだ
また彼も素晴らしい教育者として
バスケを通して全国世界で活動している
バスケ俺の方が上手かったんだけど笑
でも、やっぱり凄い練習してました
みんなは
「天才」とか「運動神経がいい」
とか言うけど、それを裏付ける努力は必ずしているもので
いきなりプロになったわけでもない
数えきれない苦渋を味わい
努力して今があるんだと思う
そんな仲間がいることを、心から誇りに思うし
彼もまた私の恩師なのである
続く
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