時の記憶・・・untitled

学生時代最後の夏の事。同級生の瞳ちゃんがarrangeして弾いてくれた懐かしいピアノの音・・・わたしのmelody。

この粗悪な録音の中にあの頃の空気がぎゅ!っと詰まってる。

大人ぶって、D・ラインハルトやS・グラッペリ聴き出してかぶれてた頃、歌詞はなかったけど念頭に置いた曲はあった。

『Life Is Just A Bowl Of Cherries』

"人生はボウルいっぱいのサクランボみたいに楽しいことだらけ。

人生を深刻にとらえないで、
人生なんて分からないことだらけだから。
働き、ためて、その上心配する、
でもお金は持っていけないのよ、
あの世に逝く時は。

だからいつも繰り返して言うの、どんぐりだって果実
一番堅くても落ちる定めだってこと。
人生で楽しいことの数々は
あなたにとってはただ貸してもらっただけ
それなら失うってことはないでしょ?
自分の持ち物でないんだから

人生はボウルいっぱいのサクランボみたいに楽しいことだらけ、
だから笑って過ごすことよ。"



あれから随分と時も流れ、「いつか完成さすわね」って遠い約束も記憶に埋没してしまって幾久しい。…でも、今年('21年)再び筐は開いたから、その約束も果たすべく・・・

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