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僕はずっと、感受性を持て余している

こんばんは、あまこちです。
久しぶりだよね。元気してた?noteくん

なんとなく何か文章に触れたい気分で、でも読書したい本もなく、特に大きなインプットがあったわけでもないのに、
アウトプットの気持ちでnoteを書いている。

僕が文章を"ちゃんと書く"ようになったのは、いつだったか。おそらく大学に入学してモラトリアムを持て余した頃だと思う。
今思うとそれは決してポジティブな時間の使い方ではなかったと断言できるけれど、
そのとりとめのない時間の繰り返しが今の僕の人間性の大部分を構成しているのだから、なんというか、まぁヨシと思う。

ついついこういう話題になると、「僕にとってのブログとは〜うんぬん」とグダグダ語ってしまう前科があるので、詳細はやめておく。

ふと思うのが、
僕は読書が明確に苦手だし、なにか特定の誰かのブログを愛読もした記憶はない。つまりインとしての文章量は決して多くなく、むしろ圧倒的に少ない人間だ。
そんな人間がどうしてこうもスルスルと言葉が出てきて、アウトプットが得意なオーラをむんむんに放ってしまうのか。思えば不思議だ。

少し考えて、なんとなく答えが出た。
僕は日常生活をしている中で、人よりインプット効率が高いタイプなのだと思う。

読書が少ないことが悪のように言われることがある。まだ情報源が新聞かテレビしかなかった時代のおじさんたちに多い。うちの親父とか。
でも、それは偏った考えだ。かつて親父の「読書しろ、馬鹿になるぞ」呪詛を浴びていた学生時代の僕へ、できるなら伝えたい。

「言語や思考のインプット」という観点において、読書はあくまで手段の一つだ。ましてや今の時代、メディアは様々ある。おじさんたちは「アニメやyoutubeばかり観ていて一体なんの教養がインプットされるのか」と疑問に思うのかもしれない。でも、僕はそれらから多くの言葉や思考を学んだ。学びのきっかけになった。
なぜならそれらメディアは、わかりやすくデフォルメされたりはするものの、実際の歴史や偉人、著名な作品がベースとして作られているからだ。明確なオマージュじゃなくとも、名の通る作品はそれを生み出す作家に必ず深い教養があり、それが作品のセリフや演出として反映されるものだからだ。少なくとも僕はそう信じている。

話が逸れたが、僕はそういう意味で、多くの映像作品のインプットがある気がする。そして子供っぽい好奇心から「アニメで観たあのセリフ!自分でも使ってみたい!」と言葉の意味を調べたりして定着させていった。

親父への私怨で、読書ヘイトみたいな切り口になってしまった。
なにも「アニメをたくさん観たから賢くなったぜぇ」という話をしたいんじゃない。

自分がインプット効率が高いというのは、人間関係、人との会話においても顕著に感じることがある。
ようやくタイトル回収なのだけど、感受性が異常に高いのだ。
怒っている人を前にするとドッと疲れたり、泣いている人を励まそうと自分も泣いてしまったり、少しそっけない対応をされるだけで世界が破滅するかの如く落ち込んだり。

そのせいか、僕はちょくちょくメンタルのバランスが崩れて半引きこもり状態になることがある。
おそらく、人と会話するとき(対面ならなおのこと)相手から受け取る情報量がとても多いのだ。通常の倍か、それ以上か。
ただ上記の「そっけなくされたから嫌われたと思い込む」みたいな、事実無根の被害妄想みたいなパターンも結構ある。情報量というか、強すぎる想像力といったところか。

ともかく、
僕のこのパワフルなアウトプット力は、あまりある感受性によってもたされている、とふと気付いた。
目の前で起きる出来事、人の所作、言葉遣いなどから多くのインプットを得ている。

「僕らは遺伝子の奴隷だ」みたいな本があった気がするけど、僕の場合、感受性の奴隷だ。
いや、奴隷という表現はあまりにネガティブか。


もともと「なんでこんなそれっぽく文章書けちゃうかね」という話だった。

僕の文章は、どうやら僕自身が知覚しているより一部の評価が高い。
youtube活動は少し遠くから冷めた目で見ている嫁が「お前のブログは良い」と何度聞いてもストレートに褒めてくれる。
嫁の兄の奥様もときどき読んでくれている。
xになんのきなしにシェアしたらそれまでさほど仲良くなかった友人に「なんか良い!」的なDMをもらう。
そして下世話な話だが、僕の歴代彼女3/4はブログきっかけで仲が深まった。  残り1人もtwitter上でのやり取りから仲を深めた気がする。

これでも、出会いを狙っているつもりは昔も今もない()本当だ

ただ、強すぎる感受性というパーソナリティが、インプットとアウトプットと、あと僕自身の性格とか好みとかが奇跡的に噛み合って、"そういう"方面に結果的にウケが良くなってしまっている。のだと思う。

それはそれとして、気分が悪いものでは正直ないけれど。
でも変に鼻の下を伸ばすような、男ではありたくないとは思うし、そうなったら僕を僕はきっと誇れない。


今日はかなりの、ボリュームだった気がするね。
文章欲をためすぎた結果だろうか。

感受性が僕を強くし、また弱くもしている。

すぐふにゃって元気なくすし。かと思ったら急に元気になって配信とかツイートとかゴリゴリするし。

これを持て余すと言わずしてなんと言う。
できるなら少し水で薄めたいよ、ポーションクラフトみたいに


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