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大磯ブックマルシェで沼津を想う日曜日①


5月19日、日曜日。

神奈川県の大磯へ。
はじめての大磯。
大磯といえば、ロングビーチ、芸能人水泳大会、西城秀樹。
思えば、子どもの頃からの憧れの地。

調べたら、沼津駅からは、1時間ちょっとと、近い。
静岡駅に行くのとちょうど同じくらい。

9:11発10:24着の東海道線に乗る。
最近の東海道線は、乗客の半分以上が外国人で、少しおののく。

東海道線の上り電車は、湯河原から小田原辺りまで、車窓いっぱいに海が広がり、海と一緒に動いてるみたいで大好きな景色。

海側を背にして座ってる乗客の方々に、「反対側を振り向いてー海だよー」って、心の中で大きなお世話をつぶやく。

小田原過ぎたら、もうあっという間に到着。

神奈川なのに、ローカル単線の御殿場線の駅前みたいで、ほっとする、親近感。

目的の場所に向かって歩き出したら、素敵な洋館が出迎えてくれた。

大正元年に建てられた別荘で、今は「大磯迎賓館」という名前の結婚式も出来るレストラン、多目的カルチャーセンターも備えてるそう。

バラの季節。
丹精にお手入れされてるバラなんだろうなぁ、どのバラも美人な顔してた。

今回の目的は、「大磯ブックマルシェ」

大磯ブックマルシェとは、「本の魅力に触れ自分たちの物語を紡ぎながら街を歩く2日間」だそう。

ここに、来た理由は、二人の方に会うため。

一人は、わたしが尊敬する、山田真由美さん。

真由美さんは、大磯と下田の2拠点生活で「おじさん酒場」の著者、ライターさんでもあり、下田では、飲食店Table tomatoをされている、憧れの女性。
これまでも下田に、何度も会いに行きました。

もう一人は、うちのお店LIFEからも徒歩7分の場所に、去年オープンした新刊の本屋「riverside books」さん。

人に会いに、行きました。

世の中に多くある、いわゆる観光名所は、一度行けば、終わり、二度行くことは、なかなかないけれど、その土地の人と仲良くなると、その人に会うために、また、その土地を訪れるようになる。

そうやって関係人口が生まれて、後に移住したいとまで思うきっかけになるのは、やっぱり人なのかもしれない。

今回の大磯は、また来たくなる出会いがたくさんありました。

後半へ、つづく。

5月19日(日)

明日は、LIFEのゴルフコンペだったけど、大雨予報で早々と中止連絡をする、残念。

コンペ後に予定していた飲み会だけでも、やりましょうと、言ってくださる方々がいて、その方は過去に飲食店されてたから、予約キャンセルの痛みをご存知でのご配慮、ありがたい。

大磯から帰って、お店に行き、準備も終わったので、久しぶりに長女を外食に誘ったら「さっき食べたばっかり」

うーん、どうしよう、日曜日に一人でごはん食べるお店、ないしなぁと思ってたら、ちょうど友人から電話がかかってきて、一緒にごはんへ。

予約もなかなかとれない人気中華、華味に電話したら、たった今、席が空きましたと。
ゴルフは雨でも、長女からはフラれても、他の歯車がガチっとあった。

人生は、そういうもの、雨でもフラれても、ダンスすれば良い。

数量限定、広東式チャーシュー。
大ジョッキビールをグビグビ飲む友達の横で、わたしは、東方美人というお茶をすする。

お互い別の日に、complexのライブに行ったので、吉川晃司がどれだけカッコ良かったかを、言い合う。

思えば彼女とは、大学時代、一緒に追っかけをしていたんだった。

あの頃と、何も変わってない笑顔を見て、友が幸せだと、こんなにも自分も嬉しい気持ちになるんだなぁとしみじみ。

人を気持ちよく酔わせるのが、わたしの仕事、ちょっと見失ってたけど、それを思い出させてくれた、思いがけない時間だった。

20日は、定休日ですが、空けてます、今夜もカウンターで。

ワクワクしたら、サポートをぜひ♡いただいたサポートは、沼津のお店取材費用に使わせていただきます🐟わたしのお酒代で消えることはありませんのでご安心を♡