見出し画像

#064エヴァンゲリオンと新世紀

ところで,エヴァンゲリオンはあなたにとって
どのような概念ですか。

中学3年生の時に,エヴァンゲリオンというTVアニメが
すごいということで話題になっていました。
ある日TVをつけたらエヴァンゲリオンのキャラクターが
映っていたのでこれかと思いましたが,
パンを加えた少女が人とぶつかり,
「おめでとう」のラストでした。

ロボットは出てこないし意味がわかりませんでした。

たまたまつけたTVがTV版の最終回だったという出会いです。

その後,劇場版を見に行くことになりますが,
深夜にTVアニメ一挙放送が催され追いつきました。

映画をとても楽しみに行きました。
当時,インターネットもまだまだ発展途上であり,
ネタバレということもほぼありません。
ワクワクする中,一人で映画館に向かいました。
なんとも言いようのないあの感覚を今でも忘れることができません。

ご存知の方はご存知の通り,映画に圧倒されました。
いろいろな意味で。。。「気持ち悪い」です。
今,思えばここまでで十分描かれていたということが,
‎シン・エヴァンゲリオン劇場版まで見終えた今だからこそわかります。
当時は,もちろんわかりませんでした。

その後,数年の時を経て,新劇場版が始まります。
作品としてのクオリティも格段に向上し,
その後の展開に大きく期待したのを覚えています。

今となってはどれぐらい待ったかという感覚はなくなってしまいましたが,
「破」までは期待以上,
よし,ここからが「答え」になるのか??という気持ちです。

しかぁし,「急」としての最後を待っていたところ,
「Q」となり,物語は続くこととなりました。
この時点では混乱の極みです・・・何が起きるのか,
どこをゴールに設定しているのか。

待ちました。

そして,シン・エヴァンゲリオン劇場版です。
中学3年生から続いた自分の中でのエヴァンゲリオンが終わりました。
20年以上続く長い旅でした。

エヴァンゲリオンは間違いなく自分の人生の一部であり,
そこに「青春」があったことは間違いありません。
これからは「新世紀」です。
庵野秀明先生ありがとうございました。

諸星大二郎先生の「生命の木」が大好きです。

ノンフィクションとフィクションのボーダーラインっ!
(20210328作成記事)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?