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すきな音楽のはなし「Gravity/John Mayer」

「なにが好き?」とすれ違った人にいきなり聞かれても「えっ音楽」と即答できると思う。たぶん。それぐらいには音楽が好き。

普段から音楽を聴いて、「この人のギターすげぇ」とか「後ろノリがやばみ」とかいって一人でキャッキャうふふして楽しんでいるんだけど、こんなに好きならエッセイで書けばいいじゃん!と思って、試しに書いてみます。

今回は曲の紹介!John Mayerの"Gravity"✨

John Mayerはアメリカのシンガーソングライター。洋楽聴く人とかギター弾く人なら知ってる人多いかも。でも日本じゃあんまり知名度は無いイメージ、、良いのになぁ。
甘いルックスに甘い歌声の素敵なポップシンガーであると同時に、現代の世界三代ギタリストと言われるほどのスーパーギタリストでもあるという、この二面性が彼の魅力。自分で曲書いて歌って、ギターソロももちろん自分!ずるいずるい、かっこいいに決まってる!

私が好きなのがこのGravityという曲で、中でも2008年のLAでのライブ、「Where the Light Is」での音源が一番すき。このライブは頭からお尻まで本当に神がかった演奏をしてて、魔法のかかった夜だったんだろうなぁって思う。

この曲の一番良い部分は、何といってもイントロに集約されている。Johnのギターと歌のみの静かな雰囲気から始まり、一息つくと、その後を追うようにバンドの美しい旋律が鳴り響く。
ゴスペルのように分厚く、荘厳で、でも温かみのある音が空間を丸ごと包みこんでいく。この時点で天国みたいな綺麗さなんだけど、そこをJohnのギターが鮮やかに貫いていく。まるで天使の羽ばたきのような爽やかさで。初めてこのイントロを聴いたとき、心の底のほうからすーっと気持ちの良い風が吹いて、少し体が軽くなった気がした。タイトルを見ると"Gravity"。まさか、ね。すごい曲です。

嫌なことがあったとき、疲れたとき、風邪薬のように聴く音楽が誰にでもあると思う。私にもそんな曲がいくつかあるんだけど、この曲はその中でも特に「浄化」ってかんじがする。カタルシス。深く沈んでしまった私に対して、向こうから力を加えてくることはない。ただ空間ごと優しく包み込んで、気づけば私は体ごと浮きあがっていくのだ。

こんな演奏を残してくれた彼には思いっきりハグして、車付きの家でもプレゼントしたいくらいだけど、今のところ諸事情で(極めて現実的な問題によって)出来ていない。この曲に出会えてよかったし、音楽に出会えて本当によかった、心からそう思える大好きな一曲です。

皆さんもよかったから聴いてみてね🎧



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