”私らしさ”を考えるきっかけ

こんにちは、こむぎ むぎです。前回の記事では、私は”私らしさ”をがんの経験を通じてだんだんわかるようになっていった、とお伝えしました。今日はその続きを。

実はこういった話は、私以外のがんサバイバー(がんを経験したたちのことをこう呼びます!)仲間にも、同様のことを話す人が何人もいます。皆さん共通して話をするのは、「もしかすると、自分はそんなに長くは生きられないかもしれないと思ったときに、本当は何がしたいのか?どうやってこの先を生きていきたいのかを考えた。」ということです。このことについては、私も激しく同意をします。私自身も、がんをきっかけに、”大切にしたいもの、自分の将来の夢、いつかがんが治ったらしたいこと”などを考える時間が出来ました。がんになったこと自体は、良い経験だったとは決して言えませんが、それでも、こうして自分のことをまっすぐ見つめることができたのは、がんの功名だったかもしれません。

では、果たしてこうした病気などの経験がないと自分のことを見つめることができないのかというと、決してそうではないと思います。今まで色々な方のご相談を伺ってきましたが、皆さんそれぞれにストーリーがおありです。特に女性は、結婚や出産などを経て考えが変わる方も多いです。他にも、転職や転勤、部署異動、などの仕事面での変化もきっかけになる人がいます。また、今まさにコロナウィルスによって強制的に家庭のあり方や働き方を強制的にシフトしている方も多いはずです。こうした何かのきっかけによって、自分自身のことを深く見直すということは、今後もあることだと思います。

自分の人生一度きり!そうであれば、”私らしさ”を全開にしてみるのもいいかもしれません。どう生きていきたいのか、そういうことを今コロナウィルスが世界中に一つの問いとしてを投げているのかもしれませんね。今の状況が少しでも早く収束することを願っていますが、その先は今よりもっと自由に生きられる世界に生まれ変わっていたらいいなと感じています。

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がんの発覚から、不妊治療、妊娠に至る話は、instagramにまとめています。ご興味ある方いたら、どうぞ見てください。私が受けた治療や経過などを綴っています。(まだ時系列的に癌のところなのですが。。。)

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