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女子よ、婦人科へゆこう

もう我慢は十分にやってきた

この一年の生活をふりかえって「これまでとは格段にちがうぜ!」という実感がこぼれたのがコレ👇👇👇

自分の知らないところまで少し届いた感があったので、補足を兼ねてもう少し思いの丈を叫びます。ちなみにツリーとしては以下が続きます。

わたしは人生において生理を我慢しすぎていた、と今なら言えます。でも周期が安定していたり、不正出血でも無い限り「生理ってそういうもんだよね」と、痛さやだるさもPMS的なイライラ・モヤモヤを我慢してきたのが生理がある人間の常かもしれない。盛大なバグをバグのまま受け容れ続けていたなんて……。

生理がしんどいというと、生理痛がひどかったり、経血量が多くて(多すぎて)貧血になるなど色々あります。場合によっては下着や衣服、寝具を粗相してしまったり。ただでさえ痛いわしんどいわのところ、朝イチで寝具もろとも洗うあの虚しさったら。PMSで生理前にやたらカリカリイライラしたり、悲観的になるというのもあります。更には排卵痛まであったり。ああ、ろくなことがない。

何らかのチェックリストで婦人科系の病気を疑って病院にかかっても、至って健康、子宮プリプリですよとか言われたりしてました。こんなに痛くて重くても子宮内膜症でも筋腫でもない。ありがたい反面打つ手もない。

ただし身もふたもないですが”人による”ものです。一意見としてお読みください。そして婦人科をノックするきっかけになりますように!

はじめの一歩

気持ちよさそうな景色を添えておきます、こちらは富士宮

ちょうど一年ぐらい前。20代の友人と話していたときにピルを飲み始めたと聞きまして。お互い朝活と称して度々早めの時間に雑談&タスク管理をしていたんですが、それぞれのタイミングでズーン……としんどい時も。それがどれぐらい快適に過ごしやすくなったかを聞いて驚いていたら「ゆきさんもすぐ行ってください!」と強く強く背中を押されました。

言うて40代なかば、生理の重さをどうにかしたくて医療のお世話になるには遅すぎるんじゃないかと地味にどんよりしながら婦人科へ。すると眉のキリっとした女医さんがやさしく微笑みながら「あと10年はありますから。回数にしたら120回以上ですよ、ラクに過ごせた方がいいんじゃないですか?」と。これには根拠もあって、毎月しっかり生理が来て内臓を頑張らせるより、回数を減らしたり軽減させることで卵巣や子宮を健やかに保つ効果もあるそう。Dr.は「疲れさせない」という言い方をしてました。

ただ、わたしの場合は年齢的な制限もあって「血栓リスクの方が上回ってしまう」点から低用量ピルではなく、子宮内膜症治療用の薬でホルモン量を一定化させることになりました。

ヤーズフレックスとか試したかった…!(3ヶ月に1度生理が来るリズムをつくる低用量ピル)とはいえ、打てる手があるならやってみない理由はありません。

服用スタートから落ち着くまで

特に関係ある写真とかがないので、猫を添えておきます

ピル(的なものですが、以下ピルとします)を飲むというと、シート状のお薬を毎日プチプチと飲むイメージでした。わたしの場合はシートではないので、朝晩ちまちまと飲んでいきます。これがズボラにはなかなかハード。しばらくはカレンダーのタスクとして服用スケジュールを入れました。すっごい邪魔だったけど! 忘れるよりはいいかなと。ただのカレンダー予定だと、飲んだかどうかわからなくなることもあって……チェックをつけられるタスクにしたんですよね。これも1ヶ月2ヶ月と続けていけば、どうにか習慣化していきました。あと薬自体はピルケースに1ヶ月分ストックして消費するようになりました。(この辺は好みですね)

服用を始めた初期の頃は胸の張り(生理前みたいな)があったり、ちょびっと不正出血?程度の出血があったり。とくに胸の張りが2,3週間落ち着かなかったですが、気がついたら治まってました。リズムができるまでの間は自分の体調の変化をカレンダーにメモしたりして、月1で経過観察としてクリニックに通いました。心強い。

自分の場合は3ヶ月めあたりから「おや?生理来ないな?」という感じに。6ヶ月目頃に内診で様子を診てもらったら、子宮内膜は薄いまま維持されていました。(排卵後、内膜が厚くなって一定期間経つと剥がれ落ちるのが生理でしたね)すごい、生理が来る前の状態でキープしてるんだ……!

卵巣も問題無いことがわかり、わたしのペースはこんな感じかなというのを掴んで、以降は3ヶ月に1度の検診に。快適に過ごしつつ、半年後ぐらいにちょっと長めの生理がやってきて「あぁこれ、こういうやつだったよ……」と少し懐かしい気持ちにもなりました。生理痛も寝込むほどではなかったし、経血量も定期的だったころよりずっと少なく済みました。でもだるかった!

これが毎月だったのかと思うと。PMSもあわせたらだいたい2週間ぐらい体調どんよりで過ごしてたんだなぁ。生産性なんてあったもんじゃない。

さいごに

薬自体が合う合わないは必ずあります。わたしが合う薬も、別の友人には合わないことも。でも、月に数日寝込んだり、どうしようもない状態を迎えたりしているのなら、一度婦人科に相談してみることを強くおすすめします。Dr.からも「医者が働きかけちゃいけないのよ(医師法で)。だから、しんどそうな友達がいたら伝えてあげて。無理しなくていいんだから!もっと日本の女性はラクを知ってほしいのよ。」と励みになることを言ってました。(Dr.も無力感に苛まれることがあるそう)

ボソっと書き残しますが、メンタル的にも婦人科はハードルが高いものでもありました。諸事情あってもう自分の子どもを持つことができないだろうということもあり、産婦人科に行くのはマジで厳しかったです。一度行きましたがご夫婦でいらしてる方と一緒の待合室はなかなかに苦行🥺
似た感じの人には婦人科、それもピル外来や専門クリニックをおすすめします。

だいたいどこのクリニックでも検査はしてくれると思うので、相談・検査・服薬、みたいなステップをイメージされると良いかと思います。

迷ったら一度ググってみましょう、まずはそこから。読まれた方にも、よきサイクルの生活になりますように。

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