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韓国語習得への道のり②「ヨントンに当選した!」

こんにちは。
ぽよのすけです。
 
韓国語の勉強中の皆さんも、そうではない方も見てくださってありがとうございます。
 
今回は私が韓国語習得を誓った決定打とも言える出来事についておはなしします。
 
前回の記事はこちら


奇跡的にヨントンに当選した

前回少しだけ説明したヨントンについて詳しく説明しますと、ヨントンとは
韓国語で「영상통화(ヨンサントンファ)」= 映像通話 を意味し、
アーティストとファンがテレビ電話をするイベントのことを指します。
ヨンサントンファ 略して 「ヨントン」です。
 
 多くの場合、CDを購入した際にシリアルコード券というもの封入されており、握手会や各種イベントに抽選申し込みをすることができます。

このシリアルコードを手に入れ、握手会などに参加するために、ファンは大量にCDを購入するのです。(この行為を「積む」と言います)
 
私は地方民のため握手会に申し込まず、ヨントンに応募しました。家計のことを考えると積むことはできないので、たった数枚のシリアルコードに望みをかけたのです。
 
 
すると!
奇跡的に3枚のうちの1枚が当選したのです!!!!

 
我が目を疑い、何度も画面をリロードし確認をしました。
でも、間違いない「当選」の文字…!
 
こういうとき、不思議なもので
「こんな素晴らしい機会をもらっていいのだろうか」
「この代償に何か起こるのではないか」
など自分に起きた奇跡を素直に喜べないようです。
 

ヨントン準備


そんなわけで、私はヨントンの準備を始めることに。
私のヨントンは、メンバー5人とおおよそ10秒ずつ話ができる
「リレーヨントン」。
たった10秒の時間に自分のありったけの想いを伝えるために
先ずは下調べを行いました。
 

Twitterで前回のヨントンを経験した方のレポ(ヨントンレポ)を検索。
なるほど、どうやら推しは最初に自分の名前を呼んでくれるらしい。
 
その後は自分の想いを伝えたり、好きなセリフを言ってもらうなど10秒の時間の使い方は自由。

私は、メンバーへの感謝の気持ちを伝えるべく、日本語でセリフを考えたのち、いくつかの翻訳アプリで変換を繰り返し、それらをA4の用紙に印刷しメンバー別で用意しました。

いざ本番!!

そして当日。
その日は夫と子どもに外食に行ってもらい、私は自宅でヨントンに備えました。

スマホ画面を眺めて待っていると遂に「あと1人」の文字が。
ここで私の心拍数はマックスに!

すると突然画面が切り替わり、
「ぽよのすけさ〜ん!」と手を振る、我が推しが!!
 
テレビ画面で見てきた推しが!!私の名前を呼んでいる!!


「ぎゃーーーーーーー!!!!」

そこからは、あたふた紙を出しては引っ込め、出しては引っ込めの繰り返し。推したちは私の名前を呼んでくれ、
 
「ありがとうございますー」
「大好きですー」
「アンニョーン」
と話してくれました。
 

そしてあっという間にメンバー全員とお話しする1分が過ぎ、ヨントンは終了したのです。
 

あれ?私何か話した?

あっという間の1分を振り返った時に、私はあることに気づきました。


私、「アンニョン」しか言ってない?

推しに伝えたいことは紙にまとめて見せたものの、ほぼ何も話さず1分を過ごしていたのです。

急に訪れる後悔の波。

あああ〜なんで話さなかったんだろう。
 
 
というよりも、話せなかった???
 
韓国語を普段から使っているわけではないので、咄嗟の一言も何も思い浮かばなかったというのが事実。
 
その日は興奮と後悔でほとんど寝ることが出来ませんでした。
 

よし、韓国語を勉強しよう!

無事にヨントンを終えたものの、ほとんど話さなかったことが悔やまれた私は他のファンがどんなヨントンをしたのか気になり、いわゆるヨントンレポ(どんなやり取りをしたかのレポート)を覗いてみることにしました。

あれ?みんな韓国語で話してる????

私よりもずっと年下の女子たちは推したちの母国語で推したちに愛を伝えていました。
 
私はまた落胆しました。
 
なんの努力もせず、推したちに一方的な愛を伝えたことが恥ずかしく思えてきたのです。
 
勿論、韓国語を話すことがヨントンの基本ではありません。彼らは日本デビューもしていることもあり、日常生活レベルの日本語を習得してるし、その上でこのような企画も用意しているのです。


しかし彼らは終始日本語で対応してくれました。
私は彼らに甘んじて自分から歩み寄ろうとしなかったのです。
 
落胆&後悔。
 
そして私の中で「韓国語習得」という小さな火種が生まれたのです。
 

つづく
 
 



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